早いもので10月になりました。


娘の慢性頭痛が始まったのは、

昨年10月でしたので、ちょうど1年です。

その日からずっと1日も痛まない日はないそうで親としてはとても辛いですが、

この1年はなんというか、

恐ろしく暗く、途中からはこの上なくありがたく、

濃密な日々でした。


そもそも娘は、親の私がいうのもなんですが、

すべてに恵まれた子どもでした。

優しくて、かわいくて、頭が良くて、

努力家で、素直で、いいお友達もいて。

だからこんなに辛い日々が待っているなんて

思いもしなかったです。


12月、大きい病院にかかり、

頭痛の原因を調べてもわからず、

起立性調節障害を疑ってその治療をしても

うまく行かず、途方に暮れました。

結局いまだになにもわかりませんが、

私にとっては娘の担任の先生がくださった言葉がストンと心に落ちました。

「成長期は体のホルモンバランスなども整いにくく、思春期に○○さんみたいに、

原因も分からず不調に苦しんでいる人も他にもたくさんいると思う。でもきっと成長とともに改善されていくのではないかなと先生は信じています。」


担任の先生は、いつも生活ノートの雑記欄に

びっしり娘の言葉に返事をくれるのですが、その中の文章です。

漠然としていますが、私も全く先生と同じ気持ちです。

先生が娘の担任で良かった!

実は先生、息子の中3の時の担任で、

兄妹共々お世話になっています。

息子も当時から先生が大好きでしたし、

受験時にもすごく頼もしい存在で、

息子の合格にすごく力になってくださいました。

巡り巡って、また先生にお世話になって、

幸運としか言いようがありません。



娘は先週は1週間毎日登校しました。

今週も月、火と登校しています。

ヘトヘトになって帰ってきますが、

きつかったけど行って良かった!とよく言います。


3月まではずっと家から出られず、

3月からお散歩するようになり、

5月から週1で登校できるようになり、

7月の終業式の日に初めてクラスに入って、

今に至ります。


いろんな人の応援や支えに涙がでるくらい感謝です。

そして何よりひどい頭痛を抱えながらも

いろんな感情を乗り越えて、今も絶賛頑張り中の娘に、本当にすごい!と心から褒めてあげたいです。


まだまだ渦中ですが、1年が経過し、

トンネルは抜け出せたと思います。

人生いろいろあるけれど、

諦めずに、前を向いて、1ミリずつでも進んでいけるよう、

全力でサポートしようと思っています。



娘の大好きなメロンのタルトです!