デザインとは、アートとは。

 

 

 

僕の中でデザインとは主に公に向けた企画であり、アートとは表現の手段だという認識があります。

この2つは混同してはいけないという考えをよく聞きますが、僕もそう思います。

 

デザインはターゲットに認識され、理解されて意味があるもの。アートは作者が一方的にメッセージを飛ばし、それに共感してもらえるか否かは受取り手に任せるもの。だと思うからです。

 

 

では、企画上アートを必要とするイベントの場合はどうでしょうか。デザイン的でありすぎてもアートすぎてもいけないので、お互いに歩み寄り、交点をさがしてバランスよく進めることが求められます。

こうなってくると全く別のものとして2つを扱うことはできないわけで、混同はさせないまでも、共存できる環境を作らなければなりません。

アート系のイベントは、この2つの比重が非常に重要だと考えます。

 

 

 

 

 

ソーシャルデザインについて

 

 

 

デザインとアートの関係には、ソーシャルデザインという考え方に繋がるものを感じます。ソーシャルデザインとは、大きな意味では社会問題を解決するためのデザインというのものです。

 

簡単に例を話します。

普通。ゴミが街に散乱していればそれが問題点と考えます。ゴミが落ちているなら拾えば解決するだろうという考えにいたりますが、それは少し違います。

本当の問題点とは、"その街になぜゴミが散乱しているのか"であり、どうすれば解決できるのかを考えなければ意味がないというところにあります。

このような根本的な問題について考えようとするときに必要となるのが、問題を理解し、自分ごとにしようとする姿勢です。どうすれば地域の人が問題点に気づいてくれるだろうか。自分の身に起こっていることだと自覚してくれるだろうか。という仕組みまでを考えます。それがソーシャルデザイン的な考え方だと思います。

 

ソーシャルデザインが問題点に歩み寄る考えであるように、アートとデザインを歩み寄らせる為にもソーシャルデザイン的な観点から企画を考えていけば比重もうまくとれたものになるのではないだろうかと思います。

 

まだ曖昧な自分の考えですが、少しでも文章に書き起こすことでクリアにしていきたいです。 

 

僕がいつもやるフルイドアートのように、補色でもうまく混ざり合い、共存できるようなデザインができたらいいなと思う今日この頃です。