借り暮らしのアリエッティ(ネタバレあり) | ヒロN式!

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「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。

今日は「借り暮らしのアリエッティ」

について。



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アリエッティには、大きく言って、
二つのテーマがある。

1つは、滅び行く自然、文明に

対する惜別の念。

1つは、結ばれない運命の

男女の出会いと別れ。

つまりメロドラマだ。



聞くところによると、

最初、シナリオを書いた親分・

宮崎駿は、あまりメロドラマ的な

要素を考えていなくて、

むしろ滅び行く種族に対する

惜別の物語の比重が高かったとか、

だから、あの時、主人公の翔に

あんな、長々としたセリフを

言わせたのかあ、とわかる。

ちょっと唐突な感じもした。

この部分は、あまり感心しなかったな。




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それよりも、見るものの

胸を打つのは、所詮、結ばれない、

そして、出会ってはいけない

アリエッティと翔のメロドラマ的要素だ。



このくだりは、もっといろいろな

エピソードを盛り込んでもらった方が

見る側としては、もっと感動できたのでは

なかろうか?



例えば、アリエッティは、基本、翔の前では、

しかめっつらの苦しそうな表情ばかりなのだが、

どこかで、翔との出会いにときめいたり、

二人で楽しい時間を過ごしたりするエピソード

があってもよかったのじゃないか、と思えるのだ。



ボクが、シナリオライターだったら、

そういうシークエンスを入れるな。

所詮、結ばれないのに、

惹かれてしまうから、そして、一瞬でも

うれしい、楽しいから、

せつなさが増すのだ。



そういう設定で思い出すのは、

手塚治虫先生のマンガで

タイトルを忘れてしまったのだが、



ある研究所で実験的に作られた

「知能の高い半人猛獣の女の子?」と、
少年の不思議な出会いと別れの
物語。

この話で泣けたのは、

少年の前で、その主人公が人間の女の子の

格好をし、「どう?私、人間みたい?」

と、スゴクうれしそうに笑って踊るシーンだ。



自分の運命に悲しむ姿より、

むしろ、そういうものを背負っているにも

かかわらず、

うれしそうに笑っている姿の方が

ぐっと胸に迫ってくる。

せつないとは、そういうことなのだ。


話は、脇道にそれるが、

まるで、ジャン=コクトーみたいだ。

手塚先生の作品は、ちょっとかなり、

ジャン=コクトーの影響を受けてるっぽい。

ま、今日の御題からそれたが。



アリエッティは、そういう意味で、

もうひとつ。

惜しかった。



でもジブリの本来の味が出ていて、

全体的には、悪くなかったよ。

とくに、ラストシーン。あのコルベールの

歌がタイトルバックで流れるところは、

さすが、ちょっとずるいなあ

と思わせるくらい、ジブリだったな。



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