シャネルという女 | ヒロN式!

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「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。


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シャネルは、超有名ブランドだから、なんかちょっと身近な感じだけれど、プロフィールを見ると、1883年生まれで1971年没。今から120年前以上昔に生まれて、40年近く前に亡くなっているのです。

つまり、相当古い、歴史上の、伝説の女なんですな。ココ=シャネルっつうのは。


若い頃、活躍したのは1910年~30年くらい。第一次世界大戦とかの頃ですよ。イメージでいうと「紅の豚」の感じです。そう言えば、「紅の豚」のあのカフェのマダムは、シャネルに似てるなあ。ファッションも、あの帽子なんか当時、流行りのシャネルが作った帽子みたいだ。きっと、宮崎駿先生、シャネルを参考にしたんじゃないかなあ。


シャネルは、まだまだ華やかだったヨーロッパの貴族社会に取り入って、スカートぶわぶわ、フリルふりふり、お花もりもりの当時のお姫様ファッションから、いわゆるミニマムデザインみたいな、スラッとしたフォルムの飾りを最小限に抑えたファッションへの意識改革をしたんすね。当時のシャネルファッションは、なんか、スゴク革命的で、カッケエ感じだったと思う。(今は、なんか、お金持ちおばさんっぽく、捉えられているけどね。)それは、シャネルの出自が、上流ではなく、言っちゃえば、身分の低い、孤児だったことにも関係があるかもしれない。


貴族社会をめいっぱい利用しながら、でも、どこかに、貴族社会への嫌悪感みたいなものが感じられる。そのシャネルの複雑さ、人間性に、ワタクシヒロNは、大いに興味をそそられますな。


実際のシャネルは、スンゲエ女傑で、もちろん、金もめいっぱい儲けたし、第2次大戦中は、年下のイケメン彼氏(しかもナチスの将校)は作るしで、俗の部分もすごくある。

ヒロNなんか、実際に会ってたら、なんか怒られてそうだな。シッシッってね。


そして、第1次大戦で古い貴族社会が衰退し、第2次大戦で、ヨーロッパの衰退がいよいよ決定的になるのと、呼応して、新しいセレブのためのファッションとして、シャネルは、どんどん人気ブランドになる。

ビートルズもそうだけど、どメジャーになる人っていうのは、やはり、時代とシンクロしているんだなあ。


残されている写真を見ると、このヒト、スリムで、目が鋭くて、やっぱ、なんかカッケエ。

このあとの、ヨーロッパのいい女のひとつのプロトタイプになったみたいなところもある。

ローレン=バコールとか、ジェーン=バーキンとか。あの手のタイプです。


シャネルの人生を辿っていくと、ヨーロッパの貴族社会の衰退と、でも、未だに残るその階級社会の感覚、

つまり、欧米社会の本質が、東洋人のワタクシにも、わかり易く理解できて面白いっすね。


最初、シャネルのドレスは、「労働者の服」と揶揄されたんだそうですよ。


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メイド喫茶元オーナーが書いた 女の子の取扱い説明書/ヒロN