秋葉原みみかき店の事件 | ヒロN式!

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「メイド喫茶元オーナーが書いた女の子の取扱い説明書」
の著者・ヒロNが綴る毎日のよしなしごとです。

秋葉原のみみかき店の女の子が刺された事件は、本当に痛ましい。
2度とこんなことは起こって欲しくない。

去年まで、メイド喫茶をやっていた者としては、他人事には思えません。
私の店では、お客さんは皆いい人で、そんな不心得者は、一人もいませんでしたが、例え、1000人いいお客様が集まっていても、その中にたった1人でも、そういう人間が混じっていたら、楽しいお店の場は失われてしまうことになりかねない訳です。本当に、世の中って危ういものですよね。

夏休みに、秋葉原でバイトをしようと張りきっていた女の子も、親に絶対反対されるだろうな。「秋葉原=ストーカー=危険」みたいな図式が、親の間では、有無を言わせず出来てしまう。乱暴といえば乱暴な話ですが、世間とはそういうものです。これによって、秋葉原で、普通に集まって、アキバカルチャーを楽しんでいる人たちも、皆ストーカー予備軍みたいな色眼鏡でみられてしまう。気の毒だ。あの、無差別殺傷事件の時だって、アキバ=アブナイ連中が集まっている場所みたいな単純な偏見を持つ人間がいっぱい出てきましたな。あの犯人は、静岡からわざわざ出てきて、アキバで事件を起した訳で、アキバが問題だった訳じゃないのに。
うちの店は、アキバじゃなく中野だったんだけど、それでも、あの事件の時は
いろいろ言われたもんです。「よくあんなアブナイ奴ら相手の商売してるよな。」みたいな。頭に来る。皆そんな奴じゃないのに。

刺された女の子は、もちろん気の毒ですが、犯人の男も、寂しい人間だな。と思います。人との付き合い方、女の子との付き合い方、女の子にフラレタ時にどうそれを、自分の中で消化すればいいのかが、わかんなかったんだろうなあ。いい大人なのに、気の毒な気もする。
 
こんなことは、けっして繰り返してはいけないと思うけど、それは、ただ単にみみかき店を無くす、とか、アキバを規制するとか、そういうことでは問題の解決にはならないことは、あきらかだ。自分がストーカーにならない、ふった男の子をストーカーにしない。そういう人との付き合い方の知恵、ノウハウを、自分たちそれぞれが持たなければ。なんか、そういう「技術」が、稚拙になっている気がしますね。年々。
僕達、大人が、もっとちゃんと、そういうことを教えてあげなければと本当に心からそう思います。