風俗店には珍しく週休2日なので、暇をもて余していたため、建築で働いていました。



主に一軒家の解体現場でした。

解体って、やみくもに壊しているイメージでしたが、それはまったく違いました。



壊す順番があるようです。(省略しますが)

ユンボで解体するのですが、運転している監督さんの腕がスゴイ!


家を解体し始めると、残骸から鉄とアルミを探して仕分けることが僕の仕事です。


監督さんは木の残骸の中に鉄を見つけると、その鉄をハサミ(正式にはアタッチメント)でつかんで僕のところに放ります。


ペラペラの鉄なんですけどね。まるで自分
の腕のように器用にユンボを操作します。


そんなこんなで解体する期限よりも数日前には終わらせてしまいます。



プロの技をみたって感じです。




プロで思い出したことがあります。


僕がまだ某スポーツ新聞にいたときのこと、中央競馬の人気・実力共にある某騎手を取材していたときにそれは起きました。


某騎手はまわりを囲んでいた取材陣にこういい放ちました。


「オレは馬乗りのプロや。お前らは観る側のプロやろ?だったらまともな質問せいや!!」


彼は自分に厳しいのは当たり前。まわりの人にも厳しいのです。


意図の分からない質問には


「じゃかあしい!!」


と一喝します。


先輩記者は質問したところ、


「さっき(フジ)テレビのインタビュー受けたから、それでええやろ!?」



と、相手にしてもらえなかったこともありました。


そういうことがあったので、記者は質問する内容を考えます。

彼の心に響く質問を…と。



彼には、いろいろと教えていただいた感じです。





今の僕は風俗で働いています。

正直、まだ風俗のプロとは言えません。


この会社に入ってまだ数ヵ月。分からないことだらけです。


でも、お客様にはそんなこと関係ないですよね。


お客様の質問には、なんでも答えられるようにならなければなりません。(もちろん正直にね)




僕も


「オレは風俗のプロや!!」



と、胸をはって言えるように努力していこうと思います。



まあ、その前に馬券のプロでも目指しますかね…(笑い)





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