理系学部の強い学部(学科) | FC雑感記

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サッカー中心のブログから、その時々の出来事などの幅広いテーマを書きたいと思います。「こんな考え方もあるのか」程度に思って頂ければと思います。

就職に強い学部、学科はどこなのか。

大学を選ぶ上でも無視は出来ないと思います。

好きな事をやるのが一番ですが、それが実(就職先)にならなければちょっとショックですからね。

さて、一般的には文系より理系の方が有利と言われていますが、その理系の中でもどの学部(学科)が有利なのかいまいち分かりません。

そこでどこが有利なのかを調べたいと思っていたところ、面白いデータを載せてるブログがありましたので、そこから考えたいと思います。





今回は理系学部に着目したいと思います。

このブログでは「学校基本調査」を使用して算出していますが、ここでは単純に「就職に強い学部=正社員の割合が高い」で見ています。

この正社員数にも第一希望で入った学生もいればそうでない学生もいますので、その正社員を本当に希望していたかどうかまでは考慮されていませんので、よくある「就職に強い大学ランキング」的なものに近いのかなぁと思います。

また医学部は除外されています。

では早速ですが、理系就職ランキングを抜粋しました。


理系就職ランキング1~10位
※( )内は正社員数÷卒業者数×100%=就職率
1位 保険 看護学(92%)
2位 農学 農業経済学(88%)
3位 保険 その他(84%)
4位 農学 獣医学畜産学(82%)
5位 農学 農業工学(80%)
6位 工学 工芸学(79%)
7位 工学 経営工学(78%)
8位 工学 土木建築工学(73%)
8位 保険 薬学(73%)
10位 工学 原子力工学(70%)


看護師不足ですし、看護師になるための学部(学科)ですので、就職率が高いのは頷けますし、平均年収も高いのでこの1位は納得出来ます。

意外なのは就職に無敵と言われてる工学部の機電系(機械、電気、電子)が一つもなく、実は強くないのでは?と思われる方もいるかと思いますが、実は大学院への進学者数が宙に浮いた状態になっていて、大学院へ進学する学生は正社員以外の扱いになっています。

本当なら大学院へ進学をした人数を引いたものを分母とすれば、また違ったデータになったかもしれませんね。

例えば次の大学院就職ランキングにも出てくる「工学部 原子力工学」ですが、上記の順位では10位で就職率は70%となります。

これを大学院への進学者数を分けて計算しなおすと、


卒業者数
92名(学部卒業者数)+137名(大学院卒業者数)=229名

正社員数
64名(学部卒業者数)+118名(大学院卒業者数)=182名

就職率
79.5%


となり、6位まで上昇します。

本当なら大学院への進学人数と正社員以外の人数を分けないとおかしくなりますが、全てを調べるのが大変ですのでこのまま続けます。

次に大学院へ進学した場合の就職ランキングですが、下記となります。


理系大学院(修士課程)就職ランキング1~10位
※( )内は正社員数÷卒業者数×100%=就職率
1位 工学 機械工学(94%)
2位 工学 繊維工学(93%)
3位 工学 電気通信工学(91%)
3位 工学 応用科学(91%)
5位 工学 経営工学(90%)
6位 工学 その他(89%)
7位 工学 金属工学(87%)
8位 工学 土木建築工学(86%)
8位 工学 原子力工学(86%)
10位 工学 応用理学(84%)


見事なまでに1位から10位まで工学部オンリーです。

世間一般に言われている就職に圧倒に強い機電系が上位を占めていますので、その通りの数字になったと思います。

ちょっと学部卒のデータは精査が必要ですが、大学院のデータはこのまま信用しても大丈夫そうです。

ただ・・・機電系は高校生から人気がないですよね。

暗いとかオタクとか言われて偏差値も低くなりがちですが、卒業する時には明るい未来が待っていますので、是非機電系の学科も選択の中に入れてあげて欲しいです。