その大学選び、自分のやりたい事があれば良いのですが、「とりあえずビール」ならぬ「とりあえず大学」になった場合、選ぶ基準の一つに偏差値があります。
よく○○大学の偏差値は50とか55とか出ていますが、でもこの偏差値はしっかり理解をしないといけない値ですし、また文系と理系とでは全く意味合いが違ってきます。
その偏差値、河合塾などの各塾の全国模試の成績から算出するのですが、平均学力が低いほど高い値がでます。
一般的に数学を得意とする子や医学部を目指す子は、全体的に学力が高い傾向にありますし、そんな子は理系を選択しますが、そうでない子は文系を選択しますので、そうなると必然的に平均学力が低くなり、偏差値が高くなってしまいます。
そのため母集団が異なる文系と理系では、偏差値を比べる事自体意味がない事になります。
本来同じ土俵の上では語れない文系と理系の偏差値ですが、無理やり文系と理系の偏差値を比べるとしたら、理系の偏差値に+5、状況によっては+10まで加える必要があります。
つまり理系の○○大学の偏差値が50なら、無理やり文系と同列にした場合は偏差値が55~65の範囲になるって事です。
またこの偏差値は、一般受験を対象としていますので、一般受験の枠が少なくなれば少なくなる程偏差値は高くなる傾向にあります。
同じ偏差値の大学同士でも、一般受験率が40%のところと60%のところでは全く意味合いが違ってきて、当然60%のところが優秀な学生が受験しているって事になります。
ですので偏差値を見るときには、この一般受験率を見ておく必要があります。
あとは日程も関係してきますね。
例えば本命が○○大学で、滑り止めを△△大学にした場合、受験日が違えば○○大学を受験するレベルの子も△△大学を受験しますので、そうなると偏差値は高くなります。
更にここで先程の一般受験枠を狭めれば、必然的に偏差値は高い値を示す事になります。
このように、大学の偏差値は非常に不確実なものですので、総合的に判断をしてから大学を選んで欲しいと思います。