これから高校サッカーに向かう前に | FC雑感記

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サッカー中心のブログから、その時々の出来事などの幅広いテーマを書きたいと思います。「こんな考え方もあるのか」程度に思って頂ければと思います。

憧れをもって来年の春から高校サッカーをする子供たちは多いと思いますが、中学生までのサッカーと、高校から始まるサッカーは全く別なスポーツとなります。

先ず身体の強さとスピードが全然違ってきますし、当然指導者からはそこの部分を強く求められます。

そのフィジカルの強さは、中学生の時に経験した比じゃなく、ぶつかり合いもかなり激しくなってきます。

そうなると怪我がもの凄く多くなりますし、数ヶ月の間、サッカーが出来ない事なんて普通にあります。

今頑張っている高校生は、たぶん何かしらの怪我を抱えていて、無傷の選手は殆どいないのでは?と思えるくらい、怪我と上手く付き合いながらプレーをしているのが現状だと思います。

それに怪我をして離脱してしまったら、怪我から治って帰ってきても居場所が無くなってしまっているのは普通の事です。

それが嫌だから、選手は怪我を隠しながらプレーを続けてしまいます。

自分との戦いですね。

それと上手いだけでは試合に出れないのが高校サッカーです。
 
チームにとって使えるか、使えないかだけが試合に出れる基準で、チームが選手の都合に合わせる事は絶対にありませんし、それどころか選手がチームに合わせるのは当たり前で、嫌ならサッカーを止めなければならないですし、監督の考えが100%正しいのが高校サッカーです。

選手のやりたいサッカーはどうでもよく、チームがやるサッカーが正義になりますので、そこを勘違いして腐ってしまうと、その選手はドロップアウトしていきます。

またライバルとの争いも大変です。

部員数は50名オーバーなんてザラですし、強豪校は100名オーバーの中から自分の居場所を見つけなきゃならないです。

ベンチ入り出来るのが20名で、それ以外の選手はピッチに立つチャンスすら与えられませんし、そのまま高校サッカーを終えてしまう選手の方が多いと思います。

だからピッチに立つって事は、それだけ色々な想いを背負って立たなければならないって事です。

高校サッカーは本当に理不尽な世界ですよ。

白を黒と言わなきゃならない時が必ずありますし、自分の今までのサッカー観を変えなければならないかもしれないです。

でも・・・最後の選手権大会を終えた時、一生忘れる事のない宝物を得るのは間違いないと思いますし、必ずそこには人それぞれの最後のロッカールームが存在します。

苦しい事だらけかもしれないですが、全てを賭けるだけの価値は間違いなく高校サッカーにはあります。

どんな事があってもやり遂げて欲しいと思います。

心・技・体

これが高校サッカーの全てです。