おはようございます✨
547回目は132回目で紹介した小林正観さんの『ありがとうの奇跡』の第四章です。

特にシェアしたいなと思った部分をそのまま引用します。

育てない」ことこそが、最良の子育て

未成年者の犯罪が起きると、評論家の方たちは、「親はもっと子どもと向き合ったほうがいい」と言います。

しかし、親は子どもに背を向けて、向き合わないほうがよいのではないか、と私は思います。

子どもと向き合い、目の前に親が立ちふがっていたら、子どもは「そこをどいてほしい」と思うだけです。それよりも、親は子どもに「背中」を見せて、ズンズン前に進んでいくほうがいい😊

「こうしなさい」「そこがダメ」と向き合って、指摘し続ける親ではなく、「あなたがどうなっても支え続ける」「あなたはあなたのままでいい」と「見守る親」のほうが、親にも子どもにも「ラク」です。

親が子どもと向き合って、関わりすぎるほど、子どもの芽を摘んでいくような気がします。

私たちは、小学校・中学校・高校・大学を通して「思いを持って、目標を立てて、努力することが人生であり、それをしないと落ちこぼれる」とさんざん教わってきました。

「『ダメな子』とか『わるい子』なんて子どもは、ひとりだっていないのです。もし、そんなレッテルのついた子どもがいるとしたら、それはもう、その子たちをそんなふうに見ることしかできない大人たちの精神が貧しいのだ」

この言葉は、漫画家の手塚治虫さんが、著書『ガラスの地球を救え』(光文社)の中で、子どもと向き合う親の精神性について述べた言葉です🍀

子どもの欠点を指摘し、親の思い通りに生きることを強いない。「落ちこぼれ」だと非難しない。

「あなたはあなたのままでいいのよ」「今のままでいいのよ」と子どもを受け入れる。親の思い通りに育てようとしない。

つまり、「育てないことこそが、最良の子育て」だと私は思います。

確かに私自身も子どもにはあまり関わりすぎず、背中を見せるだけでしたが、それでもしっかりした優しい子に育ってくれました。

最後までお読みいただきありがとうございました!心も身体も元気でありのままを受け入れる1日になりますように😇

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