第16話
「 我慢の限界 」
最初から読むにはこちらをクリック → はじめから読む
休みの日はほぼ毎回、実家に帰っていた。
唯一、気持ちが落ち着く場所なのです。
実家に帰っても、
「疲れた、寝るね」とほとんど布団に入っていた。
両親には自分がうつ病と診断されたことを言えないでいた。
『心配かけたくなかったから。』
しかし・・・
つらくって、
苦しくって、
どうしようもなくなって・・・
我慢の限界を超えてしまった。
ついに抑えきれなくなった感情が爆発し、
布団の中で泣いてしまった(´;ω;`)
ワンワンと声を上げ、号泣した。
親が心配し、
「大丈夫か?」
と声をかけてきたが、
こぼれ落ちる涙を抑えることができなかった。
心配した親父がここに行ってみなよ!と
1枚のチラシを僕に見せてきた。
「メンタルヘルス○の会」
(以下「メンヘル会」と呼ぶこととします。)
どうやら、神経症を治す団体のようだった。
僕はワラをもすがる思いで、その団体を訪れることにした。
行ってみると、周囲の人はとても暖かく僕を迎えてくれた。
ここに来た人たちは、みんな病気が良くなっていっているそうだ。
『ここなら、僕の病気も治るかもしれない!』
そんな淡い期待を胸に秘め、
僕はその団体に入会することにしたのです。
そこには、罠が仕掛けてあることも知らずに・・・