続きでーす。

 

「で、俺はまず何をすれば良い?」
「ま、とりあえず国立て直してよ!」
「お、おぉって急過ぎんだろーー!たった数時間前までニートしてたんだぞオレ!」
「えー、ダッセー。今までの人直ぐに仕事に取り掛かってたんですけどーー」
「そいつらどうかしてるだろ!真面目か!いや、バカだろ!どんな素直な奴だよ!」
「そんなぎゃあぎゃあ言ったってしょうがないでしょ。この国は滅ぶのよ。そしてかつての大国ザクバを破滅させた愚王としてあんたは一生歴史の教科書に載って子供に落書きのおもちゃにされるのよ。ふふふふ笑!」なんだこいつ。急に脅しかよ。しかもこの世界でも歴史の偉人はいじられるのか。どこの世界も一緒だな、、、
「王権ってのは何に使えんだ?」
「文字通り全てに!」
「じゃあお前クビな」
「は?私はあなたに、いや、あなたみたいなクッッソニートに王権をあげてあげたのよ。そんな天使を雑な扱いするなんて信じられない!何、あなた人間じゃないの?あ、そうよね、ニートよね」
「ニートは人間じゃねえのかよ?分かったよ。この国に慣れるまでは案内役としてクビにはしないよ」
「ま、まぁあんたがどうしてもって言うなら仕方ないわね。特別に私が使えてやるわよ。感謝しなさい!」
「はい、はい。感謝、感謝」

 

今日はここまで