昨日の続きです。

 
ニヤッとして妹は続いた。
「本当はと、く、べ、つ、な才能があるんです」く、エロい。やっぱ才能あるじゃねぇかよ。
「何の才能だ?」俺は興奮を覚えながら聞いた。
「ニートに決まってんじゃんバーカ!」う、嘘だろ。折角異世界転生したのにニート設定かよ。さ、最悪だ。
「あ、勘違いしないで下さい。ただのニートだから呼んだわけじゃありませんよ」慌てたように否定する妹。やはりそうか。他に何の才能だ?
「あなたはプロのニートです!喜んで下さい!地球でトップのニートの才能を持ってるんですから!」まるで英雄を称えるかのように言われても何も嬉しくねーよ。三度死す。やっぱり異世界転生やり直して貰おう。
 
今日はここまで