才能花火花火の箱を誰に渡そう?どうしても開けられないこの箱のなかには確実に飛び交う花火が暴れている箱を何色に塗ろうか模様を描こうかスワロフスキーつけようかダイヤを仕入れようかそんなことばかりに悩む箱をかかえてこじ開けてくれるひとを血眼になってさがす「中身が見えないよ」出会うひとたちに断られたしかたないから必死で自分で開けてみた箱のなかの花火は灰になっていたそして箱の隅にまだ火のついてない短い花火が1本才能花火と思いたい…