一瞬で眠るように消えたいと願うのは

ふつうの望みだと思っていた




けれど…


花の命が短い桜も

花びらを敷き詰める


線香花火も燃えカスが落ちる


消える雪は手のひらを濡らす


人は苦しみながら

登るのか

降りるのか


最後まで戦いだと

おしえてくれたひとは

今 天上で

おだやかに過ごしているだろうか