いつものように
部活帰りの次女をミュージカルの習い事に
おくるために駐車場で待つ
呼ばれて振り向くと友達がいた
ある人の訃報を聞く
現実離れしすぎて
悪い冗談だと何度もたずねた
そうだよね
うそを言っても何にもならないよね
だから本当のことなんだよね
でも うそでしょ
うそだよね
そうだ うそだね
「信じたくないよね」
友達の重いことば
もし私が 突然 この世で
過ごせなくなってしまったら
中学生の次女は 何を思うだろう
高校生の長女は 何を思うのだろう
お母さん、動いてよって
お母さん、何、寝たふりしてるのって
泣きながら
無理に笑いながら
いてくれるのかな
そして私は
もう抱きしめることのできない娘たちをみて
自分がもう同じ世界にいないことを
もう 触れることのできない娘たちを
お母さんはずっと
そばにいるから大丈夫だよって
そばにいるから大丈夫だよって
ここにいるよって
聞こえないけど
言うのかなぁ
しばらく動けなくて
次女が帰ってきた
「聞いたの?」
次女も、聞いたのだという
今日は振り稽古の日
私もこどもたちにまざり体を動かす
こうして
娘の習い事に一緒に携われること
娘の水筒のお茶を横取りして飲めること
娘の近くにいられて
娘と同じ時間を過ごし
同じ思いをあじわえること
もう
これ以上
望むことは
ないなぁ
いつものいつものことが
何よりも大切なことで
幸せなことなんだよね
夜、珍しく次女が布団に入ってきた
あったかいね
人はいつか その日が きます
その日が きた時に 後悔しないように……
でも 後悔するかなぁ
その後悔が少しでも少なくなるように
長女と
次女と
旦那と
出逢ってくれた 大切なたくさんのみんなと
一日一日を大切に
今を生きようと思います
何にどうしていいのか わからない夜に
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