すぐ おわるよ!

と 店主は 弾む声で言った



ならば 待つか・・・

とカウンターに座った




次の瞬間

店主の上まぶたにレンズのような塊がくいこむ

うわっ(*_*)っと目をそらす






たくさんの時計が

静かに動いていて


同じ時刻をさしている




町の時計屋さん




雑然としているのに

ゆっくり

ゆっくり

時間がながれていて 

心地よい








終わったよ!


お子さん 何さい?





中学3年生です




そうかぁ。もう そんな時期かぁ








職人の手で

ふたたび動き始めた長女の腕時計



店主がにっこり

絆創膏をくれた黄色い花




帰り道

久しぶりに

はなを買った黄色い花