アメリカ在住で、英単語を「てにをは」で繋げてるだけの日本語を使う日本人が多過ぎて苦手です!

 

例えば

*ダクターズ・アポイントメントに必要なペーパーワークはベースメントに置いてある。

     ⇒病院の予約に必要な書類は地下に置いてある。

 

*カスコでランチをグラブした。

     ⇒ コストコでお昼を食べた(買った)。

 

立派な日本語の単語が有るのに何故???

英語の方が短くて早くて言いやすいとかならまだしも、そうでもないし。

 

もっとひどいのは:

*ライド(ride)がレディ(ready)になった。

     ⇒一瞬マジで意味が分からなかった!この場合は、車を点検に出して待ってる間、どこかへ行きたい人は送迎車を出してくれるのですが、その準備が出来たと言う意味でした。日本で普通に話してたら、あ、迎えの車が来た!と言うところでしょう。

 

そして、日本でどう言うのかは全く無視してアメリカ発音で言う人。

さきほどのダクター⇒ドクター、カスコ⇒コストコ、それに:

*アイキヤ⇒イケア

 

どちらが正しいか間違っているかでは有りません。ただ、日本の日本人には通じません。里帰りしてじーちゃんばーちゃんや家族友人と話す時、普通の日本語で話せるのでしょうか。

 

こういう話し方をする人は、英語の方が得意なのだろうと思いますか?全くそうではないです。英語が上手な人はまずは日本語が上手です、このように混ぜて話す事はしません。英語と日本語の区別がしっかり付けられるのです。頭の良い人は、日本ではどう呼ばれているか分かっており、アメリカ風発音では日本では通じないと知っているからちゃんと日本風に話せます。

 

アメリカ在住が長過ぎて日本語がおろそかになっているのでは?と思うかもしれませんが、それもないです。大昔なら日本人が一人もおらず、日本語テレビ番組も勿論SNSもないアメリカの田舎で、本当に何十年も日本語に触れなかった人達が実在していたらしく、彼らに関しては分かりませんが、それでも母国語を忘れるのは一時的な現象でしょう。ましてや今の世の中、何年アメリカに住んでいようが、日本人の友達が一人もいなかろうが、日本語を忘れるなんて事は有りません。

英単語をそのまま使うのは、カッコいいから(日本の日本人に多くいますね)でもなく、怠慢のせいです。何も考えていないんです。

 

日本語はその構造上それが簡単に出来てしまう、そして何でもカタカナに置き換えられてしまうのも悪いのです。意味が分からなくてもカタカナで書き表して終わり。昔の人は外国から入って来た物や、洋画の題名など、意味だけでなくそれにふさわしい漢字を色々考えて素晴らしい翻訳をしていたのに。

 

日本在住の外国人たちも、母国語をこのような形で使っていますか?よっぽど日本独特の物事を言う場合以外は、それぞれの言葉できちんと話しているように聞こえますが、どうなんでしょう?

 

そして、アメリカ以外の海外在住の日本人はどうなのでしょう?やっぱりその国々の単語を「てにをは」で繋げる話し方をするのですか?