花巻市を後にして、遠野市へ。

釜石自動車道に乗り、ひたすら東へ。

遠野の風の丘道の駅で、簡単におうどんで昼食を済ませました。
(超混みで駐車も大変でした

山口の水車、デンデラ野。


これぞ日本の原風景といった山口の水車。
周囲には、
水車のゴトゴトという音が響いていました。
小さな小川の流れなのに
こんなに大きな水車が回るんだね〜と
感心しきり。

デンデラ野はいわゆる姥捨の地。

かつて60歳になった村人は
食い扶持を減らす為、ここに連れて来られて、
共同生活をしていたそう。

私なら、十数年後⁉︎
主人だったら十年後…

近くの橋の欄干には、
お母さんを背負った息子のレリーフがありました。2人とも、表情が悲しそうでした。

他に観光客もいないし、
地元の人も見かけないし、寂しい場所でした…


常堅寺のカッパ狛犬とカッパ淵。


カッパ淵の近くに車を停めて、
歩きます。
途中に「無事カエル」的なカッパ像や
ホップ畑があります。
常堅寺の中を通りカッパ淵へ。
境内には頭が平らなカッパ狛犬がいました。


カッパ淵橋から川を覗くと
清流が流れています。

その向こうに何組かの親子連れが
カッパを捕獲しようと
釣り糸にきゅうりを付けて頑張っていました

遠野市最後の観光は
パワースポット、卯子酉様。


水神様をお祀りしてある神社です。
赤い布に願いごとを書いて
左手だけで結ぶと願いが叶うそうで…

主人は早くじぃじになりたいので、
息子二人に良縁がありますように、と書いて
頑張って左手で結んでいました

2日目の旅、もう少し続きます。

童話村界隈を離れ、花巻駅方面へ。

北上川西岸のイギリス海岸🇬🇧

本来のイギリス海岸は川底の白い泥岩が
見えている状態を指しているそうなのですが、
ここ最近は余程渇水とならないと
川底は見えないそうです。
残念…
(下の写真右側が現在、下が川底が見えている状態だそう。看板の写真をお借りしました)


花巻駅そばの林風舎さん。


かわいいふくろうの看板が目印です。
賢治の弟さんのお孫さんがオーナーだそうです。

暑い中、あちらこちら歩き回ったので、
2階のカフェにて
りんごジュースとアイスハーブティーで
ひと休み
1階のショップで
賢治が描いたふくろうがモデルのモビールと
絵葉書、木偶乃坊こけし、
木彫のどんぐりと栗を購入しました。
どんぐりと栗には虫喰い穴がありまして、
虫が顔を出していてかわいいのです

2日目の旅、まだまだ続きます。


岩手県の旅、2日目です。

朝食後、すぐ向かった先は
宮沢賢治の生まれた花巻市。

宮沢賢治童話村。


銀河ステーションと名付けられた入口を抜けると
宮沢童話の世界です。
電信柱や銀河鉄道の夜のオブジェが並ぶ
妖精の小径。
ライトアップをしている期間なのですが、
訪れたのは日程の都合で開館直後。
暗くなってから見に来たかった…
南十字星、きれいだろうなぁ。



のっぽになるゲートを潜って
賢治の学校へ。
印象的なファンタジックホールは
月夜の電信柱のイメージです。
賢治の代表的な物語をテーマにした
4つの部屋があります。

こうの史代さんのサインもありました。
これはすずさんやね。



宮沢賢治記念館と山猫軒。


宮沢賢治記念館では
賢治の原稿や絵、心象世界に触れることができます。
2年前に静岡で行われていた展示会の復習が出来ました。

山猫軒のスリムな青い猫の看板。
「ことに肥ったお方と若いお方は大歓迎いたします」
私達夫婦はお互い
「ヤバいよ、これ」と言い合っていましたが、
さてどちらに当てはまってヤバいのかは
想像にお任せいたします…


日時計のあるポランの広場とイーハトーブ館。


途中にある「熊出没注意」の看板。
朝、ホテルで読んだ新聞にも
熊出没情報多数、との記事がありました。
熊には会わなかったけれど、
イーハトーブ館へ続く水路で
泳ぐヘビに会いました🐍

イーハトーブ館で行われていた
「ひのきとひなげし展」


陶作家中野真紀子さんが
宮沢賢治をテーマに制作した陶作品や、
賢治童話の場面をイメージした
陶板作品・立体作品を展示されています。
小学生とのコラボが可愛かった。
たくさんのひなげしが
「たすけてくれてありがとう」と言ってました。


2日目の旅、続きます。