私から見て

ヒロはバイクを処分する気も
浮気のことを謝罪する気も
ないように感じたので、


「もう私のことを好きじゃ無いの?」

と聞いてみた

ヒロは

「好きでも嫌いでも無い
ただの人と言った」


この言葉
私にとってすっごくショックでした
私はヒロの事が大好きで
今まで悩んで来たのに
ヒロに取っては

ただの人なんだ

そうなんだ

ハ、ハ(笑)悲し過ぎて笑いが出てくる

それから

ヒロから堰を切ったように
私に対しての不満の言葉が出て来た

「いつも仕事から帰って来ると
不機嫌に食事の支度をしているのが嫌だった

本当は、食後の皿洗いも
休みの日の家事もやりたくなかった」


続けて

「旅行後に見せられた、
離婚届けはショックだった、
あの時に自分の中で
マミに対する気持ちが変わった」



私は

「ヒロの気持ちはわかった
でも、私達は共働きで
だったら私が仕事から帰って
疲れていても
ニコニコしながら、
家事も全部こなせば良かったんだよね」

と言い
もうこの際
聞けなかった
子供の事についても聞いた

ヒロは
「マミとのこの先の事は考えられない」
と言った

私は確認の為に

「それは、子供を作る気も無いし
離婚を考えているって事?」



ヒロは

「そう言う事になるね」

と言った


もう私から話す事が無かった

ヒロに太った事が不満だったと言われ
今日はすでに元の体型に戻ってるのに
私をちゃんと見ようともしない

ヒロの不満はそんな事じゃ無かったんだ
(それもあっただろうけど)



私は

「ちょっと考えさせて」


と言ってヒロの部屋を出た