ネット・新聞・TV・ラジオ・雑誌・本などなどの誰もが手に入れ享受できる情報より

人から直接聞いた話や伝え聞いた情報、自ら体験した体験談などのほうが

聞いている人は引き込まれ、時には反対意見をも説き伏せてしまう力を持ち得ますよね。



メディアで得られるような一般に公開されている情報を「ドライ情報」といい、一方では

関係者から聞いたりして自分で何らかの代償を払って得た情報を「ウェット情報」と呼ぶらしいです。

何と言っても貴重なのが「ウェット情報」の方であることは、営業の方なら判っていただけるかと思います。



貴重な情報のやりとりをするにはそれなりの信頼関係を必要としますし、

「このヒトには言っちゃってもいいか。」

「あ…つい口滑らしちゃった………ま、いいか(笑)」

という状況までもってくにも、それなりの時間とテクニックを要します。



私は、どちらかというと現場寄りではなく経理・事務的な仕事をしていまして、

この「ウェット情報」というのが、聞こえにくい環境です。

社内における「ウェット情報」に関しては、現場の人達よりかは耳に入ってくる機会は多いかも知れませんが、

会社の対外的な情報がなかなか手に入らない。

本来ならば、時間を作ってでも情報を得るために足を使わなくてはならないのですが、

「ウェット情報」が無くても当面の仕事に支障はないので

情報収集に関しては後回しにしがちです。



が、しかし。



これではいかんのだ、と。



ぬるま湯に浸っている場合ではないぞ、と。



社内ミーティングである人の発言を聞いて思い立ちました。

ある人とは現場にいる私の後輩なのですが、

彼は、とにかくあらゆる人としゃべりまくり「ウェット情報」をツカミまくるヤツなのです。

どちらかといえば新聞やネットには興味がなく読書もしない。

言ってみれば、「ドライ情報」は皆無に等しいヤツなのですが、

彼の言葉にはとにかく「力」があるのです。

文字通り「発言力」があるのです。

「説得力」があるのです。



いくら貴重な「ウェット情報」とはいえ、それが本当に正しい情報なのかはわからないのですが、

なにはともあれ膨大な「ウェット情報量」を持っていますから、彼は「発言力」を持ち、

彼の言葉の「説得力」に説き伏せられてしまうのです。



社長以下、ミーティングに参加した幹部全員が単純にその言葉のもつ「力」に圧倒されました(笑)



反対意見が大勢を占める会議室の中で、

多少強引な感じもしましたが自分の企画を通してしまったのです。

「すげーな、コイツ!!!」



後輩である彼を持て余しているわけでもなく妬みもないのですが……。

嘘です。 妬みはありますね(笑)

「俺も、ルーティンワークの隙間を縫って交友関係を広めなくちゃな。」

と思った次第です、はい。がんばろー。