私、井筒花菜 (いづつ かな)。
昨日彼氏に捨てられました。
―――――――――――昨日―――――――――――
「ゆきーっ!!今日はまじでお得なお買いものしちゃったー♡さんきゅっ」
「うちも!!久しぶり楽しかったぁ~」
今日は親友の本田悠紀 (ほんだ ゆき)と一緒に遊び行ってたんだ。
・・・・その帰りに悲劇は起こった。
通りかかったコンビニの前でカップルらしき二人が座っていた。
「キャハハ♡ ちょっとぉー孝太ーっっ♡」
(孝太??まさかうちの彼氏じゃないよ・・・ね?)
おそるおそる声のほうを向いてみると・・・・・・・・。
・・・・・・・・・・・。時が固まった。 孝太だった。
「花菜??花菜!あれって花菜の彼・・・・・。」
「孝太ぁー。あれ知ってるひとぉ?すっごいこっち見てるけどww」
・・・・。孝太がこっちを迷惑そうに見ている。
「だれ?俺しらねーよ?あの女。」
うちは逃げ出した。 涙も出ない。
「花菜っ!!ハァハァ・・・・・・。だいじょうぶ・・・?」
「・・・サイッテーだよ。」
このままいっそおの小さなアリになりたいと何故か思った。
「帰ろう・・・・。」
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そして今。 ベッドの上で意識がほわほわしていた。
「昨日はなんだったんだ。信じられない・・・・。」
一人つぶやき、目をつぶる。
(孝太、信じてたのに。好きだったのに。想ってたのに。なんなのよ一体ッ!!!!!!」
・・・・もう恋なんてしたくない。しない。
それだけ思った。
「ハァ・・・。」
窓の外の雲がふわふわしていた。
