どうしてお腹が減るのかなぁ…。
なんせ…
秋でも無いのにスグにお腹が減る…今日この頃。。。
年中…こんなこと言ってる気がする。。。
仕事が終わって…
久々に旨い白身を食べようと。。。
京橋の隠れ家的名店へ電話…
いやいや…もぅ隠れ家とは言えない
あまから手帳2月号《寿司屋の引力》特集にて…
堂々の見開き掲載
そりゃ…
以前から予約の取れない名店でしたが。。。
まぁ案の定
当日予約なんてデキマセンよね。。。
…でも食べたい。。。
う~ん。大将に…無理言って
席が空き次第
ご連絡を頂けることに
ということで・・・
のんびり京橋駅に到着…
どこで時間潰そうかなぁと。。。
入った先は…
THE京橋立ち呑み
『松井』
喉が渇いて死にそうだったから…
この一杯が最高
今宵は…京橋で乾杯
目の前に。。。こんなん並べられたらついつい取りそうになるやん
う~
でも…揚げもんは我慢出来たけど。。。
毎度、土手焼きは頼んでしまうねん
一味たっぷり振って食べるんが好き
3月やけど…やっぱり寒いから。。。熱燗
錫のコップは、ずっしり重みがあって…手にしっくりフィットするから好き
『お~っとっっ完全に溢れてまんがな』
『え~ねん。たまにはカウンターにも呑ましたらなあかんねん』
…松井のおっちゃんと、こんな会話をしつつ。。。
完全に…自分もオッサン化しつつ。。。
熱燗が進む…
そうこうしてたら…23時頃。。。
ようやく御席が空きました連絡
気分良く向かった先は…
京橋 『鮓 きずな』
こんな時間なのに。。。
ようやく満席の一組がお帰りになったらしく
有り難く座らせてもらった
さて…
ビールは先程たらふく呑んだので
まぁ仕切り直しの
続いて『磯自慢』をチビチビ頂きながら…
待ってました
明石の『鯛』
脂ののり方と言い、触感と言い…。
これを食べに、来たんだな…と。
最初の先制パンチで、やられてしまう
熊本『甘鯛』
明石 『蛸』
「お好きな…頭のトコ置いときましたから…」
な~んて言われたら。。。旨味も倍増ってもんです。
香川の銘酒『凱人』を頂きつつ。。。
炙った『穴子』は、山葵を舐めながら(笑)
頂くのが好き
『太刀魚』も皮がパリッ箸を入れた瞬間のホロリ感とジューシー感
「これ行ってください」
大将ニコニコしながら出してきた
お~
『奥播磨のにごり』
上澄みだけ呑んで・・・
え~香りで、フルーティさや甘味を感じつつ。。。
オリを絡ませて呑んだ瞬間旨み爆発
美味しい~
まだまだBIGサイズな牡蠣を堪能しつつ
握りスタート
『かわはぎ』
勿論、肝たっぷりです
長崎壱岐 『本鮪』
じゃんじゃん食べつつ・・・。
じゃんじゃん進む・・・。
じゃんじゃ~ん・・・
この『サヨリ』は、久々に感動
キラキラしてて・・・
抜群の好きな食感でした
『十四代』を、またチビチビいきつつ。。。
最後の〆の玉子焼き
ほんまに、ほんまに・・・
最高の鮓を握ってくれるお店だと改めて思う。
毎朝、明石から特別なルートで運ばれる魚介が、新鮮で美味しいのは・・・
あたりまえ・・・??
いえいえ。
きっと、鮨屋の業界では当たり前なのかもしれないが・・・
「どうして、魚独特の臭みがでないのか」
と問うと・・・
「それは、水揚げされてから、下処理する段階まで・・・
すべて明石の海水を使って処理しているからかもしれませんね。
僕は、水道水は一切使いません」
な・・・なるほど。。。と、納得してしまった。
しかし、私も仕事柄、毎日のように魚は捌くが。。。
それを、すべて明石の海水を使っているとは・・・
お見逸れ致しました。
また・・・
大将の、誰もが魅了されるだろうあの本手返しの鮮やかさは・・・
下積み時代に必死に確立したものだと伺った。
度々、三面鏡の前に立ち・・・
その立ち振る舞い一つも、鮓を楽しんで頂く大事な要素だと
何度も練習を重ねたそう。
勿論、鮓が旨いからこそ・・・その鮮やかさが際立つ。
最高なものを提供するために・・・
最善を尽くす。
これぞ、最高の仕事だと感じた