ちょうどコロナが広まり始めて、在宅勤務が定着し始めた頃の話です

 

PS社からの派遣で、〇ルスペク〇と言う会社に派遣されました

サポート業務で、入力メインの短期案件

 

蓋を開けたら、部署の正社員全員が退職した後で、

財務担当に1人、総務労務担当に1人、派遣社員がいるだけの状況でした

(労務担当の一人は、この派遣先の株主の会社の役員夫人、

え?スタッフ指名した?っていう・・・)

 

キナ臭い案件で、就業開始してからしまったなと感じたのですが、

言っても短期だからと思い直して過ごしていたのですが、

この部長、頭変な人だったんです

関西人で、口も汚かった

 

先述の通り、コロナ真っ只中、

そこら中で在宅勤務が強制されていた時期です

 

感染対策はしっかりしている職場環境と言うことで、基本出社を了承したのに、

この部長、しょっちゅうマスク外して大声で会話する人でした

 

自身は既にコロナ罹患していて、しかも家族内にも感染を拡大させた人

なのに、コロナは茶番だとか言っている人だったみたいです

 

私は基礎疾患持ちだったから、とても不快に感じていて、

職場の感染対策の方針として、マスク着用は義務ともなっていたので、

ある日、きちんとオブラートに包んでマスク着用をお願いしたのですが、

それに激高して、個人面談に呼び出された挙句、契約を盾に脅されました

 

「お前、派遣で楽して稼いどるんやろー?

ろくに就職もせんと偉そうに、さっきのは何や!パワハラやな!

 

お前の契約なんか、切ってもええんやぞ!

次の出勤日に頭下げる気があるなら考え直したるけどな

 

よう考えてから出てこいよ!」

 

凄い剣幕で脅されたのです

 

後から他の派遣さんから聞いたのですが、

この部長のパワハラ行為で、全社員が抗議の上一斉退職した結果、

派遣会社に泣きついてきたらしいのです

 

常用代替だから、本当は派遣法違反なんだけど、

そこはPS社のことだから、裏があったんだろうなと思います

 

しかも、

労務担当の派遣社員は、取引先の役員夫人だから丁重に扱われていましたが、

経理担当者は、それはそれは酷い扱いを受けていました

 

在宅勤務ありの条件なのに、出社しないと処理できない業務ばかりを任されて、

 

「やれるもんなら在宅勤務やってみいや

出来んやろ? 派遣無勢が偉そうに在宅なんぞ言うなや!」

 

と言われてました

 

経理担当の派遣社員は50代独身だったので、

仕事を失う方が困るから耐えていると言ってましたけど・・・

(凄いな、私にはできないなと感じた)

 

私は、業務上の私の必要性も良く分からない状況だったし、

(労務担当のご夫人が実は労務経験浅かったため、

そのサポート目的で私を入れたみたいだったけど)

恐喝じみたことされて、続ける気もなかったので、

PS社に、

「就業先の担当者に脅されたので、契約は解除します」と申し出て、

そのまま終了にしました

 

また変な派遣先に行かされるのも嫌だったので、

その後、PS社での就業は断っています

 

当然、厚労省には情報提供しました

部長のフルネーム、企業名も全て

 

この会社、

その後どうなったか知りませんが、本拠点の内勤正社員が全員いない状態ですから、

長くは続かなかったんじゃないかなと思います

 

少なくとも、莫大な賃料が発生していた当時のオフィスは解約されているに違いない

 

こんな異常な人間でも、部長職として高額な給与をもらっている

それを放置している企業には、地方自治体からの多額の助成金も入っている

世の情勢(コロナ)を利用して金儲けしている企業

 

日本って、本当に異常な国だなと思ったエピソードでした

 

明日から開始になる派遣先は、普通の環境であることを願います

ま、母体は派遣事業の企業ではないから、コンプラはしっかりしています

あまり不安には感じていませんけど

 

大手派遣会社での仕事、今振り返ると、とんでも案件ばかりだったなと思います