名古屋から全国レベルの私立中合格に挑む -7ページ目

名古屋から全国レベルの私立中合格に挑む

08,10年にラ・サールと東海中全員合格を達成した個別指導会主宰のブログ。13年に灘中、12,13年に洛南、10年開成の合格者も輩出。東大寺・西大和は約8割、高田中はほぼ10割の合格率を維持。浜学園等の指導経験、ORACLE・JAVA等のIT資格をもち、IT技術を暗記分野に活用中。

指導開始

 

「お願いします。」

「P○○の練習□□から始めます。」←復習です。

 

復習は、短時間で終わる場合もあれば、指導の大半を

占める場合もあります。

 

要は、仕上がっているかの確認と定着のための演習です。

この時に、当会の要求水準に沿った方法で「正解」できれば、

 

次回の復習からは、基本的に外れます。

ただ、要求水準に達していない場合は、次回また復習対象になります。

 

復習の対象は、その単元の重要問題(当会が認定したもの、教材自体にそのような名称が付されているわけではない。)が一定の定着度合いにあること、

要求水準に達した解き方をしているか、

が確認されるまで、次の指導の際にも、解くことを要求されます。

 

復習の対象とされる「問題」は、

前回の指導の重要問題に限定されません。

 

仮に、三回前の指導で練習した問題であっても、

それが重要問題であり、当会の要求水準に達していない場合は、

 

再度、その場で解くことを要求されます。

 

復習が一通り終わり、

前回の最後の場所に到達すると、

 

新しいページの例題から、その日の新しい分野の学習が始まります。

 

当会では、「効率性」が重視されるため

例題は、まず生徒本人が読み込みます。

 

理解できない場所については、随時、質問オッケーです。

教師は、アクリルパネルごしに様子を観察します。

 

また、例年、質問が多い場所については、

教師側から、「ここ大丈夫ですか?」とか、

「この場所、質問多いけど、理解できる?」といった

問いかけがくることがあります。

 

ホワイトボードに教師側が説明するのは、

教材の例題を読み込むだけでは、理解が難しい場合に

限定されています。

 

また、教材の「例題」を読み込むことが前提のため、

基本的に例題についてノートをとることはありません。

学校の授業にありがちな、「板書を写す」という時間は、

中高生の場合、ほぼ皆無といって問題ありません。

 

 

また、重要な公式や、重要な例題については、

以降の出題「頻度」や、利用回数の「概数」を示される

ことがあります。

 

特に「二の段レベル」といった表現が使われることがあります。

これは「九九の二の段」ぐらい完璧に暗記し、瞬間的な活用が

可能になることが「要求水準」であることを意味します。

 

高い頻度の公式や、利用回数が極めて多いものは、

「丁寧な復習」が実施されます。

 

要は、何度も何度も復習の対象になるということです。

 

ここまで読むと、復習の対象が膨大な量になり、

全然、先に進まないのではないか・・・と心配になる人も

いるかもしれません。

 

実際問題、進度が非常に遅くなる分野があることは否定しません。

しかし、そこは全体で早く処理できる分野もあることから、

全体的な意味では調整がされます。

 

例えば、数学が得意な生徒たちは、

中学受験後の三ヶ月~半年の間に、中学三学年分の

 

数学を修了します。

一方、数Ⅰ・Ⅱの分野の中には、特定の分野だけで3ヶ月以上、

数学があまり得意でない生徒では、半年近くかかる分野が

あります。

 

しかし、それでも対東海中、対南山女子と言う意味では、

学校の進度に追いつかれてしまう生徒は、少なくとも中3までの

段階ではほとんどいません。

 

なぜ、そんなことが可能なのでしょうか?

 

「当会が重要と認定する」にその秘密があります。

 

当会は、生徒の正誤状況・定着状況を記録し続け、

また、使用する公式・解法を整理し、

 

復習対象から「外すことが可能な問題の選別」を

試行錯誤を繰り返しながら、進めてきました。

 

そのため、同じ単元でも

何度も復習の対象になる問題もあれば、

 

一回も復習の対象にならない問題もあります。

 

また、復習の対象だらけの単元もあれば、

まったく復習の対象にならない単元もあります。

 

何も考えずに「削って、削って」、短時間の指導を

達成することは、誰にでもできます。

 

当会では、削って、削って、例題は生徒本人に

読み込むなど効率性を追求しながらも、

 

2022年度は、有名三校で、数学一位という事態に・・・

 

よっぽど、スパルタで強い言葉が飛び交うのでは・・・?

と思う生徒もいるかもしれません。

 

しかし、当会で怒声が飛ぶことはほとんどありません。

ほとんどの生徒は、ただの一度も怒声を聞くことなく、

当会での学習を終了することになると思います。

ただし、皆無とは言うつもりはありません。

 

ただ、怒声が飛ぶときは、生徒のやる気が皆無であり、

そのが何回かの指導にまたがり続いたときです。

 

また、その怒声が飛ぶことは、

その生徒の当会での学習が終了し、おそらく、

二度と、その机に座るこどないことを意味します。

 

話を戻します。

また、それでは「膨大な復習」が出るのでは?

と心配される方もいるかもしれません。

 

当会では、計算にかかわる習い事を併用することを

お願いする場合が非常に多いため、

 

指導時間内に取り組んだ問題の「復習」以外の

宿題は、原則としてありません。

というより、今年度も実績ゼロ。

 

まあ、取り組んだ問題の見直し、復習を「宿題」と

見るのであれば、話は別ですが・・・

 

当会では、この復習は、別にチェックされません。

なぜならば、復習がなされなければ、

 

定着状況が悪化するだけなので、

また、「復習対象」として追加されるだけだからです。

 

新しい分野については、例題確認の後、

練習問題に取り組んでもらいます。

 

ここで、仮に完璧に正解できたとしても

それで次回の復習問題に追加されないかどうかは無関係です。

 

復習の対象になるかどうかは、その問題の重要度、

定着の容易さによって決定されるため、例題を確認した

直後の正解不正解は、どうでもいいとまでは言いませんが、

 

それほど重要視されていないことは事実です。

 

また、時々、生徒側から、この範囲は公文等で練習済みと

申告がある場合があります。

 

このケースでは、練習問題で取り組む問題自体を

減少させる場合がありますが、このようなケースは、

 

実は、当会では少なくないため、公文等で履修済みでも

正解率が高くない問題についてのデータも意識して集めています。

 

話を戻します。

新しい分野に入ってからは、例題→演習を時間いっぱいまで

繰り返していくだけです。

 

ただし、明らかに以前の重要分野・重要公式の定着が悪い

ことが発覚した場合は、そのページに当然ことながら

戻ることになります。

 

紙上での体験授業、とその【解説】は以上となります。

なんとなく、雰囲気はつかめたでしょうか?

 

成績トップクラスの生徒が、次から次へとの出現するの

納得できたでしょうか?

 

まだ、話を聞きたい方は、当会までご連絡ください。

今年は、通常の指導の生徒以外の指導の仕方も模索しています。

 

また、場合によっては説明会も・・・と考えています。

 

それでは、また。

こんにちは。

本日、南山女子部の合格の連絡をいただきました。
今年も「全員」合格・・・おいおい一人だけだろ・・・

まあ、誇大広告気味ですが、嘘ではない。

おまけに、現在の高2生以降は、「連続全員合格」継続中・・・・ぅ。
これも、嘘ではないが、超誇大広告だろ。

なにしろ、現在の高2生以降、南山女子の合格者は
4名のみ。それに、受験していない生徒もいるだろ・・・。


まあ、「受験していない」問題については、
そんなこと言い出したら、去年も今年も灘の合格者は、

東海中は受験せず。

何が言いたいかと言うと、受験せずは、
-方向の話なのか、+方向なのかは神のみぞ知る。

受験したら合格したかどうかなんて、
誰も立証する手段なし。


それに、受験していない生徒も「1名」のみ。
まあ、普通なら「誤差の範囲内」。ただ、合格者4名では

誤差というのは、いささか問題だな・・・

今年は、当会の過去の南山女子の合格者が超超有名な神社?の
鉛筆を買ってきてくれました。

それを後輩になるであろう受験生に渡して、見事合格。

私の中の心の悪魔が、
「来年から仕入れて売ったらええやん。」とささやくが、

すでに、その悪魔は抹殺しました。また生まれるかもしれんけど。

まあ、都合のいいことばかり書きましたが、
南山女子については、合格率がようやく5割超え。

長かった・・・・。

ただ、今年は社会も「口先介入」だけ。
時々、時事問題の話をしたり、多くの受験生の正解率の低い
話をしたりしただけ。

もちろん、それは確認で、もし、仕上がりが悪ければ、
「介入」する気まんまん。

ただ、確認していても、勉強している様子は明確。
今年は「口先介入」だけでした。

当会は、実質的に今年の中学入試は終了しているので、
どんな質問をしたのかは、書いてみる。

「問 平安時代を説明してみて。」
「問 浮世絵について、時代背景も絡めて説明して。」

とか、こんな感じ。
時事問題も、戦争の話も、ワールドカップの対戦国だとか、
安倍元首相の件、選挙の件、その他もろもろ。

ん・・・結構大切な質問は隠してあるな。
そりゃそうだろ。いくら浮かれていても、隠すべきは隠す。

とにかく、南山女子合格速報でした。

以上。

最近、噂には聞いていたが、
実際に目にする機会があった大手家庭教師派遣企業の

「契約期間」。


これは、その「期間」を経過すると、
まだ指導が実施されていなくても、返金しないというシステムとのこと。

その企業名に「契約期間」・「返金」で検索してみて欲しい。

わんさか出てくる。

名門会の未返金問題は、もう知らない人も多いのかな?
似たような問題は、名門会だけではなかったということ。

「契約期間」という言葉を入れておけば、
法律的にはセーフなんだろう。

まあ、そもそも「営業職員」を採用し、
彼らの給与を歩合の要素を入れれば、

成績改善に必要かどうかよりも、営業職員にとっては
自分の「給料の増加」の方が大切なのは当然の話。

おまけに、大手はテレビ広告や、新聞チラシの費用も
当然、原資は保護者からでてくる「お金」。

大手を利用するということは、営業職員の給料や
テレビ広告・新聞チラシの費用の一部を負担することでもある。

もちろん、企業活動なので「広告活動」を否定することはしない。
ただ、その費用がどこから出てくるのかを考えることも、
別に悪いことではない。

「営業職員」の「歩合」問題は、一般家庭でも
容易に調査できる。

その企業の「採用」情報を検索すればいいだけ。
「管理」とか「運営スタッフ」とか名称を、いい感じにしている場合もある。

あのテレビでは有名な先生の塾も、
授業はビデオなので、現場にいる人は、基本「営業職員」。

あそこも、売上げの数字次第で、高級な食事でのもてなしがあることは、
私は「現場」で見聞きしている。

まあ、当会のような指導時間の「上限」なんて、
普通は非常識。利益追求が目的の企業活動とは、真逆の話。

最後に、このSNSが発達した世の中で、
「中抜き」されることを承知で、大手と契約する講師を利用することの是非は
当然に検討されるべき話。

SNSや口コミで契約をとれる自信のある講師・教師が
大手と契約するのは、馬鹿げている。

もちろん、全く口コミに影響のない家庭がないではない。
ただ、確率的に一定の効果は必ずある。まあ、実績を出せる自信があればの話だが。

この業界の中抜きの割合は、5割を大きく超える話も
別に珍しくもない。

だいたい塾の労働分配率事態が高くない。
その中抜きを受け入れている人に、なぜ頼む。

まあ、他に選択肢がないからか・・・それに、個人の講師の
発信している情報なんか、信用できるわけがない・・・

ん・・・難しい問題だな。

ただ、自信があれば、「いつでもやめる」ことが出来るシステムは採用できる。

また、最近はステップメールとかの販促の道具も
世間に広まっているが、

自信があれば、そんな道具も使わない。

そのあたりは、判断材料にしてもいいと思う。

本件は、ここまで。

こんにちは。

掲題のように、当会は電話勧誘を、ここ数年というか、
創業以来、ほぼ皆無といっていい状態です。

ほとんど固定電話は、触れられることすら珍しい。

文房具等の購入で法人契約の際に、
電話番号が必要との理由だけで契約しているようなもの。

生徒の指導中も、教材準備中も
電話には出る気がない。

まあ、電話勧誘をしない理由は簡単です。

当会は、やる気のない生徒を受け入れるつもりがない。
「やる気を出させるのも仕事のうち」との批判は受け入れない。

「やる気を向上させる」のは、仕事だと思っている。
大半の生徒は、「わかった!!」との達成感は、

やる気を向上させるし、成績の改善、「得意科目になった」との
意識は、やる気の大幅な向上を確実にしてくれる。

ただ、これはやる気が「存在」した場合の話。
席についても、消しゴムで遊んだり、落書きが始まるような生徒には
通用しない話。

だいたい、その状況ならば、トップ校進学という目標設定が
そもそもおかしい。

なぜ、この話が電話勧誘につながるかというと、
さんざんお願いして、来てもらった生徒のやる気がゼロだったら・・・

すぐに「来るな」とは、よう言わん。

まあ、そもそも電話勧誘を積極的に活用する塾の
営業姿勢に、そもそも好意的ではない。

どっちの理由が大きいかは、微妙な感じ。

この件は。ここまで。

こんにちは。

今日は、今年の入試の大半が
終了?かも・・という感じなので、

いくつか書きたいと思います。

一つ目が、神童が凡人になるよくあるメカニズム。


これは、先週の指導の際に、たまたま何回か遭遇した出来事です。


数学が得意な生徒は、暗算が得意な生徒が多く、
また、すでに持っている道具・公式を応用する力が高いため、

新しい単元で、新しい公式を練習したい場面で、
その新しい公式を利用せずに、今まで利用してきた公式・考え方のみで

答えを出せてしまうケースが多々あります。
それで正解できてしまうため、本人的には「それでよし」。

ただ、新しい公式を学習するのは、それなりの理由があります。
その後の学習においては、その公式の方が利用価値が高かったり、
効率的だったり・・・

しかし、昔から算数が得意な生徒は、自分の能力や判断にも自信を
持っているケースが少なくないため、

この先々、合理的・効率的の情報を本人が持っていない場合、
判断を誤るケースが頻発します。

また、面倒くさがりの生徒の場合は、
新しい知識を記憶・活用する練習自体が「面倒」との理由の場合も。

ただ、合理的である以上、
その後の【解説】や説明では、当然のように

新しい公式が利用され、その生徒が使い続けようとしていた方法論は
無視される。

気がつくと、参考書の解説部分に、「理由のわからない式」が
頻出する事態に・・・

もう「凡人」の誕生です。

当会でも日常的に出現するこの事態。
「新しい方法の合理的」、「今後の説明文は、この公式が利用される」等の

理由付け、情報提供の効果は生徒によって全く違う。


「信頼関係」と言ってしまえば、それまでだが、
当会で成績を大きく改善した「過去・経歴」が大きいほど

新しい公式をしっかりと利用してくれる。
だから、当然のように、成績の高水準での維持も、高確率で実現する。

まあ、偶然の要素もあるだろうが、
三校の1位獲得の生徒も、全員が5年生以前に指導開始の生徒達。

このあたりが、高校生からの指導に踏み込まない理由の1つでもある。


ただ、この状況の改善策は、ないではない。というか、
一部の生徒では、すでに開始されている。

なぜ「一部」?
全部では「無理」だから。

今後の受け入れについては、この部分も考慮していく必要があるだろう。
ただ、この改善策は、いうなればノートの利用法や、
解答の「クリア基準」の設定の問題だったりする。

当会では、今まででも「正解しただけ」では、
その問題はクリアしたことにはならない。

もう1つハードルをあげることになる。

だが、このハードルをクリアしている生徒達の成績状況は、
極めて良好だ。まあ、迷う余地はないな。

この件は、ここまで。