こんばんは。
久しぶりに、まともな勉強ネタです。
当会は、算数指導と、社会を短期間に効率的に仕上げることで、
ここ10年間で国公立医学部進学日本一の「東海中」に76%の合格率を
出すことに成功しています。
社会は、①「未記憶項目」の洗い出し、②「未記憶項目」だけを徹底的に反復練習という、
パソコンを利用した手法で、
冬の気配が漂い始めた時期からでも、社会が苦手な生徒の社会克服に
成功してきました。
この手法が、冬場まで「算数に集中」することを可能にし、
間接的に「算数の向上」にも役立ってきました。
ここ2年間では、八割の生徒が、六年生の公開試験(浜学園)で
算数の偏差値68以上を経験してもらえました。
この社会のシステムを構築するにあたり、
当会は「項目ごとに」正解・不正解を管理していますが、
その「項目ごと」の管理に、実は「語呂合わせ」をはじめとした、
様々な記憶方法の有効・無効のデータ集めを行ってきました。
また、当会は中学入学後の数学の先取りも「看板」の一つとして行っています。
今年の新二年生も、桜が咲く前に、すでに全員高校数学にすでに突入し、
灘以上の進度を維持しています。
当会は、このスピーディーな先取りを実現するために、
復習の仕方について、様々な試行錯誤・データ取りを行い、
現在の形にいたっています。
当会は、これまでの指導から、記憶方法や、復習の仕方等につき、
様々な「数字」を持っています。
最近、書店でベストセラーになっている「超効率的勉強法」という本につき、
あまりに、当会のデータとかけ離れた「記述」があるため、
少々、書いておきたい気分になりました。
この本、どの程度「検証作業」を行っているのだろう?
また、「実証例」はどの程度あるのだろう?
正直な印象をいえば、「皆無」ではないのか?
本人の体験だけではないのか?
本人の体験すらない、思い込みも混じっているのではないか?
そんな疑いすら持っています。
もっとも、当会は中学入試の算数・社会・理科、中学入学後の数学が
対象なので、一応「限られた範囲内」でのデータ。
そもそも作者が対象としている人たちとは、少し違うことも確か。
ただ、その程度で、これほど「違い」が発生するだろうか?
そもそも勉強法は、その生徒の将来に「一定の影響」があることは、疑う余地がない。
何の検証作業もなく、根拠の薄い方法をばらまくならば、
もう「犯罪」に近い。
次回からは、具体的な検証に入ります。
それでは、また。