一粒で三度おいしい
それは1980年の夏、Bakeが大学三年生の時の出来事だった・・・
この頃Bakeは某文化系サークルに所属しており、折しも夏合宿の時期であった。このサークル、更に中で幾つかの分科会に別れており、某分科会グループはサークル全体の夏合宿会場に先駆け、全体夏合宿と同じ場所に宿を取っていた。その場所とは…?!学生の夏合宿のメッカ、軽井沢である!(正解には北軽井沢であったが…)
Bakeの二級下の後輩(仮にH君としよう)はその分科会の方から参加。友人の運転する車で合宿に参加したH君、こともあろうに財布を忘れてきてしまったのである!電車で来たのであれば途中で気付いたものを、なまじ車で来たばっかりに現地に着くまで財布を忘れてたことに気付かなかったのだ!^^;
H君、幸いなことに銀行のキャッシュカードは持っていた。しかしあいにく宿泊場所の近くに銀行はおろかATM機は無い。何せ26年も前のことである。そこで一計を案じたH君、「高速道路沿いに行けば繁華街に迷わず辿り着くぞ!」 料金所をかがんで潜り抜け、H君は一人、高速道路の脇をひた歩くのだった。・・・その様子を見たドライバーはさぞや驚いたことであろう。w ところが・・・!H君、繁華街に着いて気がついた 何せ、長い夏休みのこと。曜日の感覚が無くなっていたH君、あいにくこの日は日曜日で銀行のATMも開いてなかったんだねぇ~!(爆苦笑) ・・・H君!君の苦労は水の泡だよ、み・ず・の・あ・わ!(大笑)