死んだっていい / センチミリメンタル



    


ここじゃない違うとこから

あなたは やってきたみたいだ

世界の全てを背景にして

あなただけが輪郭を持ってる



ほんの些細な きっかけくらいで

巡り会えずにいたりしたのかな

ほんの僅かな すれ違いたちで

巡り会えても 憎み合ったりしたのかな



僕は

あなたの目に映ってたいんだよ

ずっと やさしい日々を過ごせますように

いつも隣で見ていたいよ

もしも それを世界が赦してくれなくても

あなたのためなら死んだっていい

そんなあなたと 明日を生きたい



僕じゃない違う誰かと

あなたが恋に落ちたとして

視界の中に僕がいなくても

変わらぬ想いで いるんだろうな



ほんの些細な 勘違いたちで

誤解し合ったり 愛し合ったり

ほんの僅かな 奇跡に触って

巡り会えたよ 確かに今あなたに



愛は

なんて事のない ありきたりを

ぜんぶ 替えのきかない割れ物にしてしまう

守り抜こうと 抱きかかえたせいで

破片が刺さって 傷は増えてくけど



その痛みを そっと塞いでくのも

同じ愛だよ 懲りずに生きていこう



僕は

ここじゃない違うとこから

あなたがやってくるのを待ってた



どうか あなたの目に映ってたいんだよ

ずっと やさしい日々を過ごせますように

いつも隣で見ていたいよ

もしも それを世界が赦してくれなくても

あなたのためなら死んだっていい

そんなあなたと 明日を生きたい



僕はあなたと 明日を生きたい




人渣反派自救系統 穿書自救指南 OST-

-(吹替版)クズ悪役の自己救済システム OST-







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※以下、自己解釈含みます。苦手な方はブラウザバックして頂けますと幸いです。


冰河視点の歌詞だと個人的に解釈してます。

"ここじゃない違うとこからあなたはやってきたみたいだ"

"ここじゃない違うとこからあなたがやってくるのを待ってた"

→沈垣が沈清秋に転生して自分のいる世界(狂傲仙魔途の世界)に来てくれるのを待っていた


冰河が好きになったのは、あくまで"沈清秋に転生した『沈垣』"なのだと、歌詞を見て改めて思いました。



"ほんの僅かなすれ違いたちで 巡り会えても憎み合ったりしたのかな"

"破片が刺さって 傷は増えてくけど"

→仙盟大会の一件から互いにすれ違って、傷つけ合ってしまった


"もしもそれを世界が赦してくれなくても"

→物語序盤の方で冰河が師尊に魔族について問うシーンがありました。その時冰河が「師尊を守る為なら魔道だって極める」と覚悟を決めた様子が描かれており、ここから冰河はどんどん成長していきます。

また、魔王×仙師は本来なら敵対する存在のはずです。ましてや恋仲なんて誰が想像できるでしょうか。それをたとえ世界が赦してくれなくても、冰河は師尊を想い続けるんだろうなと思いました。師尊と一緒にいる為に生きているようなもんですからね、世の中は師尊かそれ以外かで判断してる節ありますからね冰河さん。




 じんさはんぱじきゅうけいとう(通称:SVSSS)

『人渣反派自救系統(=クズ悪役の自己救済システム)』とても面白い作品なのでぜひ読んでみてください。※中国のBL小説です