20年以上前、
シルバーアクセサリーの1日講座に出席した時、
作業をしながら、初対面同士、雑談した。
その時、1人の若い男性が、
「相手がご飯作ってくれないんだったら、
結婚する意味がない」
と言っていた。
他の雑談は忘れたけど、
この言葉だけは強烈に覚えている。
その時、私は、
(この人と結婚する女は、飯炊き女になるのだ。
きっと家政婦のように生きるのだ)
と、ひねくれた感想を持った。
その時作ったリング 見る度にこの会話を思い出す
ついこの前も、50代で独身の女友達が、
「今結婚するなら、お金がある人じゃないと、
わざわざ結婚しないわ~」
と言っていた。
(そーゆーことはまず選ばれてから言ってよね)
皆ぞれぞれ相手に求める条件はある。
昔の日本女性にとって、
結婚というのは、生きるための手段だったから、
男性がそう言いたくなるのも、
女性がそう言いたくなるのも、
その名残なのだろう。
なので、
稼げる女性や、
家事ができる男性が、
わざわざ結婚しないのも、
1つの時代の流れなのだろう。
じゃあ、今、結婚に必要なものはなんだろ?
私が結婚して良かったと思うのはなぜだろ?
それは、味方が出来たことだった。
考えてみて欲しい。
毎日ご飯を作ってくれたって、
顔を見る度にあなたに文句ばかり言う妻を。
何を言っても反論してくる妻を。
そんな人、わざわざ、結婚する意味ある?
もちろん、良くないことは良くないと
きちんと指摘してくれることは大事だ。
そして、意見が合わないことがあるのも、
当然だ。
その大前提を理解したうえで、
顔を見るとホッとして、
その人が笑ってくれるとこっちも笑っちゃう、
そういう相手が一番いい。
売れない芸人さんや、
家事ダメ女性が結婚してるのも、
腑に落ちる。
