私は少しだけ、
イギリスで暮らしたことがあって・・・。
予想はしていましたが、
日本よりも恋愛に積極的です。
各個人が、というより、
社会が、という感じ。
日本では、
「恋人が出来ると心配されます」 が、
イギリスでは、
「恋人が出来ないと心配される」 感じです。
日本の親は、
結婚さえしてくれれば、
恋愛はしなくても問題なさそう。
むしろ、相手のことを好きとか嫌いとかは、
大した問題ではないとさえ言いたげな
風潮です。
イギリスの親は、
恋愛をして、
心を分かち合ったり、
気持ちを寄せあったり、
そういう経験を自分の子供に
経験して欲しいという風潮です。
「親が」 とここで書きましたが、
それは当事者にもそういう傾向が
ありそうだと私は感じています。
とはいえ、
恋愛至上主義の時代を経て、
ドラマや映画のようなときめきも欲しい。
条件だけで結婚を決断できるほど、
心をないがしろに出来ない。
その葛藤が、
私達の恋愛を複雑にさせていると感じます。
結婚しないで、恋愛を楽しむだけの相手を、
男性でも女性でも、
「悪い虫」 と表現しますが、
「善い虫」 と知るためにも、
「悪い虫」 も知っておいても良いのではないでしょうか?