「純粋な援助交際」 | リズム & ブルース・リー

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雨音も、グラウンドを転がっていくボールも、心臓の鼓動も
一定のリズムを刻んではやがて終息する
リズムは儚く、狂おしく、時に切ない
また「甘美」とは、そういうものなのだろうと私は思う

先日、メッセ友(関西圏に住む、社会人2年目の19歳女子)と話をしていたら‘援助交際’という気になるワードが彼女の口から飛び出した

 

 

ここ一年間、週のうち3~5日はこのメッセ友とチャットをしたり

 

 

 

 

音声会話を楽しんできたが‘援助交際’の話題が出たのは初めてだったので

 

 

 

 

正直、ちょっとビックリ(゚д゚)!してしまった

 

 

 

 

「この話し、したよね?」

 

 

 

 

「なにが?」

 

 

 

 

「援助交際の話しよ」

 

 

 

 

「はぁ?聞いてないよ?援助交際の話しなんて(笑」

 

 

 

 

それはいつものような、いつもの夜のことだった


 

 

 

 

 

「ほらっビックリマークこれでどうだっビックリマーク

 

 

 

 

ポチっ

 

 

 

 

「あぁ~んえーハァハァ・・・」

 

 

 

 

「悶えるなっ照れ(爆 声デカイし!(笑 こっちも観てよっ目]」

 

 

 

 

ポチっ

 

 

 

 

「うっう~んラブこれって・・・チュー

 

 

 

 

いや、私たちは別に変なことをしているワケではない爆  笑

 

 

 

 

時刻は深夜0時を少しまわった頃

 

 

 

 

私がよく利用しているお店のHP

 

 

 

 

そこに載っている食べ物の画像(メニュー)などをメッセ画面に貼り付けているのだ、ポチっと(笑

 

 

 

 

そしてその画像を観て、彼女は' `ァ,、ァ(*´Д`*)'`ァ,、ァ している(笑

 

 

 

 

「この、こう・・・上にかかってるチーズがトロっとしてて食欲をそそるよね?(笑 ねっ?このハングリータイガーのハンバーグステーキ

 

 

 

 

「ハァハァウインク えっ?ハングリータイガーってなに?」

 

 

 

 

「アッ?ハングリータイガーって・・・横浜市内にしか店舗がないんだって・・・HPに書いてあった(笑 つーか、ハァハァすんなっびっくり犬かっ犬(笑」

 

 

 

 

「だってお腹が空いているこの時間に、そんなの見せるから(笑」

 

 

 

 

全国にチェーン展開しているお店だと思っていたのに、実は関西には存在していないとか

 

 

 

 

あるいは関西にしか存在していないお店だと思っていたのに、実は全国展開していたり・・・

 

 

 

 

関東在住者と関西在住者の「この美味しい食べ物、知ってるか?シリーズ」は以外に新しい発見があって面白いチョキ

 

 

 

 

「こっちの店のメニューさ、肉汁がしたたるステーキだよ焼肉肉とか好き?」

 

 

 

 

「めちゃ好きだよ、肉焼肉フィレステーキが一番美味しいって思ってたんだけど、ある時、ものスゴク美味しいサーロインステーキを食べて、考えが替ったよ」

 

 

 

 

「そんな美味しい肉を食べたの?関西の女の人って‘粉もの’しか食べないって紳助さんが言ってたよ?(笑」

 

 

 

 

「失礼なっびっくり](笑 高校へ通っている時、卒業した部活の先輩が‘あなたの誕生日のお祝いを私の彼氏がしてあげるって言ってるから○○ホテルに来て’って誘われてん」

 

 

 

 

「○○ホテルって関西でアッパークラスのホテルじゃん?そんなところで誕生祝いって・・・しかも高校時代って・・・どんなセレブだよ?ヒルトン姉妹か?(笑 先輩の彼って、それまでに会ったことがある人だったの?」

 

 

 

 

「ないよ(笑」

 

 

 

 

「変じゃない?その話??

 

 

 

 

「今、考えてみると相当おかしい話なんだけど、その時は‘美味しい物が食べられるビックリマーク’って喜んで出かけた」

 

 

 

 

「あなたという人は・・・(しばし絶句えーん

 

 

 

 

「当日、先輩とそのホテルで待ち合わせしたのね。行ったらさ、スーツを着た男の人が2人居たのよ。先輩の横に」



 

 

 

 

 

さて、ここからはメッセ友の話しの内容を要約し、あたかも私がそのホテルに居たかのような、潜入したかのような、今見てきたような

 

 

 

 

そんな彼女目線目で、この日の出来事について書こうと思う

お付き合いのほど ( `・ω・´)ノヨロシクー


 

 

 

 

 

スーツを着た二人の男・・・

 

 

 

 

一人はその先輩の彼氏(以下、スーツ①と表記)

 

 

 

 

もう一人は彼氏の友達(同様にスーツ②と表記)なんだろうか?と思ったが

 

 

 

 

なんか先輩とその彼氏(スーツ①)の雰囲気が変だ

 

 

 

 

仲の良い恋人同士って感じではなくて、何となぁ~く冷めているというか

 

 

 

 

妙な緊張感もあったりして・・・一言で言うと「違和感」

 

 

 

 

・・・そう思った

 

 

 

 

ジュ~ジュ~ステーキ

 

 

 

 

おぉ~ファイヤー火軽いフランべなどもあり

 

 

 

 

まさに今、目の前で焼かれる最高級ステーキ肉

 

 

 

 

美味しそうな湯気を上げ、肉汁したたるサーロインステーキが自分の皿にのせられた

 

 

 

 

いきますよ?いいんですね?食べちゃいますよ?食べた後に返せって言っても、もう返せませんよ?

 

 

 

 

パクっと照れ

 

 

 

 

17年間生きてきて、初めて味わう、涙チョチョ切れる美味しさ

 

 

 

 

(゚д゚)ウ-(゚Д゚)マー(゚A゚)イ-…ヽ(゚∀゚)ノ…ゾォォォォォ!!!!

 

 

 

 

フォアグラも食べた

 

 

 

 

(゚д゚)ウマー (゚д゚)ウマー (゚д゚)ウマー ×10

 

 

 

 

私たちは4人並んでシェフが調理する鉄板の前に座って食べていたが

 

 

 

 

先輩の彼氏じゃない方のスーツ②が、ホテル上階にあるこの鉄板焼きレストランの窓から海を観ながらこう言った

 

 

 

 

「今度、あの船に二人で乗ろうよ」

 

 

 

 

(゚∀゚)アヒャ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サーロイン、旨い。フォアグラ、絶ウマ。

 

 

 

 

先輩たち、違和感。スーツの二人、オジさん。

 

 

 

 

なんて答えていいのかわからない

 

 

 

 

「ほぅぇ~・・・」

 

 

 

 

ごまかしの笑みを作り、小島 よしおのような声で答えてしまった

 

 

 

 

食事9.5割、会話0.5割の割合で脳細胞を動かしているんだから

 

 

 

 

急にそんなこと言われても答えられるワケないじゃないかヽ(`Д´)ノプンプン

 

 

 

 

やがて美味しくて楽しかった食事も終わり、私には関係のナイ、会計の時間だ

 

 

 

 

だってスーツ①のおごりだもんね

 

 

 

 

誕生日祝いなんだもんね

 

 

 

 

‘スーツ①さん、ご馳走さまでした’ってセリフを用意していたら・・・

 

 

 

 

あれ?あれれ?

 

 

 

 

スーツ①がオゴッてくれるんじゃなかったの?

 

 

 

 

会計でお金を支払ったのは、先輩の彼氏(スーツ①)ではなく

 

 

 

 

‘あの船に乗ろうよコンテナ船’のスーツ②だった

 

 

 

 

おひとり様@2万円の食事 ×4 =8万円(税・サーヴィス料別)

 

 

 

 

スゴイな、こんな高い食事は初めてだ

 

 

 

 

2万って・・・× 4 で8万って Σ(´∀`;)

でも、満腹感、充足感、幸せ感[E:note]

 

 

 

 

しかし食事後、予想していなかったことが起きた

 

 

 

 

自然に(いや、計画的にというべきか?)2対2のカップルへ・・・

 

 

 

 

4人じゃなかったの?食事をしたのが4人なら、帰るのも4人じゃないの?

 

 

 

 

先輩はなんで私と目を合わせようとしないの?

 

 

 

 

エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

 

 

 

 

なんで?

 

 

 

 

先輩からは何の‘アドバイス’も

 

 

 

 

‘誕生日おめでとう’も

 

 

 

 

やっぱ牛だよね?牛牛サーロイン、万歳ビックリマーク’みたいな言葉もなく

 

 

 

 

私とスーツ②から遠ざかっていく・・・あぅぅ ( ´Д`)ノ~バイバイ

 

 

 

 

なんだ?この展開

 

 

 

 

スーツ②に「送っていく」と促され、その人の車へ・・・

 

 

 

 

頭の中で警報音が鳴り響く

 

 

 

 

((((((([E:bell])))))))((((([E:bell]))))))(((((([E:bell])))))))

 

 

 

 

その警報音に後押しされ、思い切って言ってみた

 

 

 

 

「いや、いいですいいですビックリマーク母親と、すぐ近くの駅で待ち合わせをしているので、駅までバスバスで行きますからっ」

 

 

 

 

私がそう言うと「じゃ、その駅まで送るよ」とスーツ②が言う

 

 

 

 

そ そ そうだよなぁ~・・・

 

 

 

 

2万円もする食事をご馳走になっちゃったしなぁ~・・・

 

 

 

 

「送る」って言ってるのを無下には断れないよなぁ~・・・

 

 

 

 

警報音はいつの間にかOFFに・・・・・

 

 

 

 

 

 

国産3ナンバーの助手席は、フカフカだった

 

 

 

 

走り出す車車

 

 

 

 

「もっと美味しい食事を今度またご馳走してあげるよ?」

 

 

 

 

「洋服とか、欲しい物をたくさん買ってあげるよ?」

 

 

 

 

スーツ②が車内で囁く

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ピンポ~ンピンポーン

 

 

 

 

「はいはいはいはい、ヤバイです滝汗滝汗滝汗

 

 

 

 

はいはいはいはい援交の誘いです 。・゚・(ノД`)・゚・。

 

 

 

 

今日は先輩がセッティングした、援助交際のお見合いみたいなものだったんだぁぁぁーーーーービックリ

 

 

 

 

先輩がエンコーしてるって噂、本当だったんだぁぁぁーーービックリビックリビックリって気づいた・・・

 

 

 

 

だってだって最初は‘付き合ってくれませんか?’でしょ?ご馳走してあげるとか、なんか買ってあげる!とかじゃないでしょ?」

 

 

 

 

 

「そこまで相手に言われなきゃ気づかないって、どういうことよ?(笑

 

 

 

 

私がもしキミだとしたら、ホテルでスーツ①号②号を見た瞬間

 

 

 

 

ブローカーか?この人たちは・・・ヤバいっ汗売られる汗汗汗ドナドナロバになるっ

 

 

 

 

そう思って‘今日はありがとうございました。大変、勉強になりました。お疲れ様です!って言って、クルっと踵を返したと思う(笑」

 

 

 

 

「だって~美味しい料理を食べたかったし・・・(笑」

 

 

 

 

「はい、そこがダメダメ(笑 でもさぁ、車で強引にラブホとかへ連れ込まれなくて良かったよなぁ~マジで」

 

 

 

 

「うん、でもね、そのスーツの人、優しそうで‘純粋に援助交際がしたい’って雰囲気だったから・・・」

 

 

 

 

「はい?チョット マッテ クダサーイ(←外国人ふうに)‘純粋に援助交際’って何よ?そんな‘純粋に援助交際したい’なんてものがあるんだったら、‘正しい犯罪’って言い方だってあるってことだよ?‘誠実な不倫’とかさ・・・言ってる意味、わかる?(笑」

 

 

 

 

「うん、わかるよ(笑」

 

 

 

 

「援助交際をしようとする男は、どこか壊れてしまっているんだと思う。例えば、覚せい剤を常用していているとかさ・・・壊れてしまってるんだから、覚せい剤を常用していても珍しいことじゃないもの」

 

 

 

 

「気がついたら自分も覚せい剤中毒になっていた、とかね」

 

 

 

 

「そうそう、とにかく、マトモな大人は援助交際なんてしないし、援助交際自体、リスクが高くて危険なことだよ。とてもブランド物を買って貰っただけじゃ合わないと思う」

 

 

 

 

「そうだよね。その後、先輩から連絡があって‘(援助交際を)断るなんてもったいないことをしたね’的なことを言われた

 

 

 

 

それからは、もう先輩と遊ぶこともなくなったよ。先輩って顔も可愛いしスタイルもいいんだけど、なんて言うか・・・‘陰(カゲ)’があるって言うか・・・」

 

 

 

 

「昔ね、ある作家が‘エッチしても減るもんじゃないし’って若いおねぇ~ちゃんが発言した時に‘いや、減るよ!精神という肉体が減るんだ!!’って言い返してさ(笑 なるほどなぁ~って納得したことがあった(笑」

 

 

 

 

「精神という肉体・・・かぁ」

 

 

 

 

「援助交際ってなんだか合法的なネーミングを付けてるけど、単なる‘売春’だよ(笑 その先輩の‘陰’みたいなものは、きっと人としての‘良心の嘆き’みたいなものだと思う。怖い目に合わなくて良かったね」

 

 

 

 

「うん(笑」





 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

後日・・・

 

 

 

 

私→メッセ友へメール

 

 

 

 

「この前、話してくれた‘援助交際の話’スゴく興味深い話だったので、ブログに書いていいかなぁ?」

 

 

 

 

メッセ友→私メール

 

 

 

 

「もちろん」OK

 

 

 

 

私は可愛くてーショートヘア

 

 

 

 

スタイル抜群でーナイスバディ

 

 

 

 

頭のいい子って紹介してね100点

 

 

 

 

まっ 事実を述べるてるだけだけどね 笑笑」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

↑ ちゃんと、そう紹介しておきましたよ?これでイイよね?(