美術館の外観はこんな佇まい(クリックで拡大)
(建物の前面は、すべてオープンなレストラン♪)
特別展は「海に生きた素朴画家 アルフレッド・ウォリス」ですが・・・
遠近法とかのテクニック的な問題ではなく、絵画そのものに奥行を感じない作品は「ふ~ん」と言って絵の前を素通りしてしまう私です(笑
絵画観覧修行が足りないのかもしれませんね(はっきり言って特別展600円分、損した気持ち)
この美術館で観たかった作品は・・・
朝井 閑右衛門画伯の「バラ(夜明け前の)」
この作品は連作になっているので、いろいろな美術館で1つ1つのバラを観ていくのが楽しみなんです
直接、板に絵の具を塗りつけていて、立体的に盛り上がっています(笑
(なんてデコラティブ~♪)
あとは、電線ばっかり描いてある「電線風景」シリーズ(笑
どうですか?観たくなるでしょ?(笑
やはり芸術家は、気になったら描かずにいられないんですね(芸術は爆発だっ!の岡本 太郎画伯も同じ感じがします)
「きみ、かまぼこを持ってきてくれないか?いや、かまぼこはきみが食べてしまっていいんだよ。」
(絵の具をダイレクトに塗り重ねるので、普通のキャンバスでは到底その加重に耐えられない・・・友達に‘かまぼこ板’を頼んだ話はわりと有名です・笑)
また1つ、朝井 閑右衛門画伯のバラを採集(?)できて満足しました
しかし、私が本当に観たかったのは・・・
と言うよりも‘会いたかった’絵は・・・
美術館の同一敷地内「谷内 六郎館」にありました
「週刊新潮」の表紙を1336号分、飾った画家(イラストレーター・・・なんですが、私は谷内さんを画家だと思っています)
新潮の表紙、毎回毎回登場するのは「子供」です
もしかしたら・・・この人って「ロリ」?
記者が構えたカメラの前で、谷内さんは両手を使って「ヘン顔」してます(笑
横に写っている奥さんは、そのヘン顔を観て爆笑っ!!
そんなモノクロ写真が展示してあり、私の邪推を押しのけました
ロリずきなんかではなく、この人自身が「子供」のままだったんだぁ~(笑
「子供」に対する目線が、いつも本当に優しくて温かくて・・・
だから大好きなんです
リンクをクリックして頂くと、谷内さんの作品が観られます
横にある文章も谷内さんによるもので‘味わい’が滲んでいますよね
残念ながら私の‘お気に’「ツバメ フィルハーモニーオーケストラ 訪日」
は、観られません(笑
→(手に楽器を持っているツバメたちが電線にとまっています・・・それを頭の後ろで手を組んで、男の子とお姉さん(母?)が見上げている作品)
一般の書店では‘注文扱い’になってしまう谷内さんの著書(もちろん、絵が入っています)を、たくさん買ってしまいました(笑
絵画や音楽は、私の気持ちをやさしく包んでくれます
「辛くても大丈夫だよ」って言いながら・・・
(いやぁ~最近、辛いことは何にもないんですけどね・笑)
美術館は、自分にとってそんな場所なんです
あっ!言ってませんでしたが、半島東側のホテル、この美術館
幕末、ペリーが黒船でやって来たところです
前回ブログのあの海のフォト、あそこにペリーが来て、日本は開国・・・
なかなか歴史的な場所です(笑
そしてここは、私が子供のころ、毎年泳ぎに来ていた場所
浜っ子でもあり、海っ子でもある私です(笑
(いいペースで、ド深夜か早朝にブログを更新出来ています♪)