評価★4

【大草原の小さな家  出演者】
チャーリー父        マイケル・ランドン
キャロライン母      カレン・グラッスル
ローラ             メリッサ・ギルバート
メアリー       メリッサ・スー・アンダーソン
アルバート          マシュー・ラボートー
キャリー      リンゼイ&シドニー・グリーンブッシュ
アルマンゾ         ディーン・バトラー
ネリー             アリソン・アーングリン
ウィリー          ジョナサン・ギルバート
パーシバル        スティーブ・トレイシー
ネルス・オルソン     リチャード・ブル
オルソン夫人       キャサリン・マクレガー
ジェームス         ジェイソン・ベイトマン
ベイカー医者          ケビン・ハーゲン

原作     ローラ・インガルス・ワイルダー
ローラの半自伝書です。

1974年1シーズン放送スタート

(出演者紹介はシリーズ通して少しずつ書いていきます)

ベイカー医者を演じるのは、ケビン・ハーゲン。主にテレビシリーズのゲスト出演が多いです。悪役が多かったのですがベイカー医者で見事イメチェンしました。『ガンスモーク』『ローハイド』『シャイアン』等に出演してます。食道ガンのため77歳で亡くなりました。


【あらすじと感想】


★第16話
<破れた夢>

あらすじ
アフリカ系アメリカ人の大工サムがウォルナットグローブにやってくる。
サムは大工仕事を探して渡り歩いていたが、それとは別にヘスタースーに会うのが目的だった。
サムはヘスタースーの元旦那でアルコールやギャンブル問題でヘスタースーを傷つけた過去があった。
だが、ヘスタースーに会って変わったことを証明すると言う。
ヘスタースーは拒絶するが、みんなに好かれるサムを見ていると愛している気持ちが溢れてきて、ついに許してしまう。
そして、よりを戻し結婚を控えるがサムはスリーピーアイに配達に行ったときに酒とギャンブルに手を出す。
そのことを知ったチャーリーはヘスタースーに伝えようとするが、サムに止められ仕方なく内緒にする。
結婚式の当日、サムの妻という女が現れる。
ヘスタースーはその女から酒とギャンブルの話を聞き同じ経験をしていたことを聞く。
ヘスタースーはサムとの別れを決める。

感想
ヘスタースー。。ジョーはどこにいったんや(;´д`)
あんなに泣いてた原因のサムとあっさりヨリを戻したことにびっくりしました(´・ω・`)
似てるってだけでジョーをあんなに拒絶したくせに。
ちょっとストーリー的にはしっくりこなくて、いまいちでした。
だけど、サムのギャンブルをやる姿が別人で怖かったです(´・ω・`)

★第17話
<暗闇に明かりを~前編~>

あらすじ
家族のために一生懸命働くアルマンゾはある日ジフテリアにかかり倒れてしまう。
安静にしていなければいけないのに、畑を心配して無理をしてしまい言語障害と左半身麻痺になってしまう。
アルマンゾは馬を買って借金をしており、家を担保にお金を借りていたので妊娠中で働けないローラは途方に暮れてしまう。
チャーリーはローラのために危険な仕事をして、ローラの家を内緒で守る。
それでも献身的にアルマンゾの介護をしていたが、アルマンゾは動けない自分を見て自暴自棄になりローラに冷たくあたる。
イライザが心配して家にやってくるが、それがきっかけで夫婦仲はさらに悪化する。
ローラはそんななか出産し娘が産まれ、ローズと名付ける。
ローズが産まれ幸せなはずのワイルダー家はどんどん悪化していく。
イライザはミネアポリスにアルマンゾの就職先を探して一緒に引っ越そうと提案する。
ローラは拒否するがアルマンゾが乗り気なため、前向きに検討することになった。
アルマンゾのローラに対する冷たさとリハビリをやめて全て諦めてしまったアルマンゾの変わり様にローラは悲しくなる。

感想
出たよ(´・ω・`)
ちょいちょいアルマンゾってこーゆー感じになるんですよね。
普段は良いんだけど、なにかあったら逃げたり、変なこだわり持って頑固になったり、だめだって言ってるのに聞かなかったり、頼りにならないところが出てくるんですよね。
こんなときのアルマンゾはほんっと嫌い!!
あと、嫌いなキャラランキング1位のイライザがほんとにウザいです(;´д`)
ローラが献身的に世話してたのに可哀想すぎます
インガルス一家の素晴らしさにいつもホッとするのに、ワイルダー家は全然ダメですね
天候に左右されすぎな農家って大変ですね


★第18話
<暗闇に明かりを~後編~>

あらすじ
イライザはアルマンゾとローラとローズを連れてミネアポリスに行く準備を着々とすすめていた。
自暴自棄になったアルマンゾは誰にたいしても、冷たくあたる。
そんな絶望の中、アルマンゾの留守中に竜巻がローラの家に直撃する。
ローラは降ってきた納屋の屋根に頭をぶつけ倒れてしまう。
チャーリーの家でベイカー医者に診てもらいしばらく休養が必要だと言われる。
家がなくなったことでアルマンゾはさらに落ち込み、死を決意する。
だが、なくなった家を見に行ったときに手をかけていた植物が根付いて元気になっていたことに気付き頑張ろうと前向きになる。
ローラは家がなくなったことを知って自暴自棄になる。
アルマンゾとチャーリーはローラに内緒でリハビリを続け、家を建て直そうと奮闘する。
そして、自暴自棄になったローラはアルマンゾが歩けるようになったことと、家を建て直してることを知り元気になる。

感想
元のアルマンゾに戻ってよかったです(´・ω・`)
ローラまで自暴自棄になって終わったなと思ったけど、前向きになってくれてよかった。
アルマンゾの演技は微妙だったけど、イライザのウザさは完璧でしたw
不運が続きまくってほんとに可哀想な二人だったけど、ローズが産まれたこともあるし幸せになってほしいです
大草原の小さな家は全体的に大きな幸せはなくて不運がちょいちょいあるけど、家族がいれば幸せみたいな感じですよね
でも、たまには大きな幸せがほしいなと思います

★第19話
<ふたりの約束>

あらすじ
エドワーズさんは息子の死からいまだ立ち直れず、毎日深酒をして家族にも見放され妻のグレイスから追い出される。
ウォルナットグローブに戻ってきたエドワーズさんは、みんなの歓迎を受けるがそこでも酒は辞められずに、それが元でアルバートに大怪我をさせてしまう。
怒ったチャーリーはエドワーズさんと絶縁してしまう。
エドワーズさんはウォルナットグローブを出ていこうとするが、ローラが引き止める。
一緒に頑張ろうとローラは助けに入る。
ローラの助けの元、エドワーズさんは頑張ってお酒を断つがグレイスからの手紙で離婚が決まったことを知り、お酒の誘惑で苦しむ。
エドワーズさんは教会へ行き、全てを打ち明け神に助けを求める。
それを聞いた神父はチャーリーに伝え、チャーリーはエドワーズさんと和解する。
そして、エドワーズさんはやっとローズのゴッドファーザーとして立ち直ることができる。

感想
シリーズの前半にエドワーズさんは出てきていたんでしょうが、私は6シーズンからしか見てないのであまり知らないうえに良い印象がありません(´・ω・`)
息子が死んで立ち直れないのもわかるし、お酒で自分を見失って大切なものを失っていく様もすごく胸が苦しくなりました。
普通なら誰もが見捨てるところを周りに恵まれてよかったです。
自分の苦しみは自分にしかわからないので、それを言い訳にしても悪行は誰も理解できないものです。
チャーリーたちの周りではいろいろあって不幸な人たちの集まりに見えるけど、みんなが信じて手をとりあっているので不幸が不幸にならないんでしょうね

★第20話
<託された命>

あらすじ
キャロラインは幼なじみのルイーザから手紙を受け取り、ルイーザが助けを求めていることを知る。
ルイーザは旦那が金鉱を掘るためテントで集団生活していたが、インフルエンザが流行しており、たくさんの人たちが死んでいるとのことだった。
ルイーザ自身も出産間近でとても危険な状態だった。
ルイーザの友達も同じ状態で医者がいないため助けてほしいとのことだ。
キャロラインはベイカー医者と一緒に金鉱まで行き、ルイーザやそこにいる人々の世話をする。
なんとかベイカー医者のおかげで被害は拡大せずにすんだが、ルイーザは出産のときに死んでしまう。
旦那は最低な男なので残された子供が気がかりだった。
時同じくして友達のヘレンが出産で子供を失う。
キャロラインはいけないことだと知りながら、ルイーザの子供をヘレンの子供だということにする。
ベイカー医者とキャロラインは仕事を終えウォルナットグローブに戻る。

感想
ルイーザの旦那がクソすぎてほんとに不快だった。
毎度このシリーズに出てくる嫌な奴は、ほんっとに嫌な奴で逆にすごい(;´д`)
キャロラインよくやったなと思いました。
倫理的にも人道的にもいけないことだと思いますがw
ナイスでした。
しかし、インフルエンザで死にまくる時代なんだなと怖く思いましたね(´・ω・`)