評価★4

【大草原の小さな家  出演者】
チャーリー父        マイケル・ランドン
キャロライン母      カレン・グラッスル
ローラ             メリッサ・ギルバート
メアリー       メリッサ・スー・アンダーソン
アルバート          マシュー・ラボートー
キャリー      リンゼイ&シドニー・グリーンブッシュ
アルマンゾ         ディーン・バトラー
ネリー             アリソン・アーングリン
ウィリー          ジョナサン・ギルバート
パーシバル        スティーブ・トレイシー
ネルス・オルソン     リチャード・ブル
オルソン夫人       キャサリン・マクレガー

原作     ローラ・インガルス・ワイルダー
ローラの半自伝書です。

1974年1シーズン放送スタート

(出演者紹介はシリーズ通して少しずつ書いていきます)

オルソン夫人を演じるのは、キャサリン・マクレガー。『鬼警部アイアンサイド』『マニックス』などに出演。『大草原の小さな家』が当り役。ネリーの自伝ではキャサリンがファンの子供に話しかけただけでその子供が泣き出したのでキャサリンがショックを受けていたとのエピソードがありました。現場では若い子たちに優しくとても人柄のいい愛されキャラだったようです


【あらすじと感想】
↓インガルス一家

★第6話
<あこがれの英雄>

あらすじ
ガンビーニ一家は代々伝わる命懸けの脱出や人間大砲などの曲芸を行いながら旅をしている家族だった。
脱出に失敗して病院に運ばれた父親は引退を考えていたが、跡を継ぐはずの長男が家業を継ぎたくないと言ったことで勘当して追い出し、次男を跡継ぎとして育てるために引退を先伸ばしにする。
次に曲芸を行う街はウォルナットグローブだった。
アルバートは本番の日まで練習をしているガンビーニたちを見て、自分もやりたいと思うようになる。
ガンビーニに訓練をしてもらうことになったアルバートは、命懸けでがんばる。
それをよく思わないチャーリーはガンビーニ一家に会うのを禁止する。
本番の日、アルバートはどうしても公演を見に行きたかったがチャーリーが許してくれないのでコッソリ家を抜け出す。
アルバートの目の前でガンビーニは命懸けの脱出を行っていたが失敗して命を落としてしまう。

感想
ガンビーニ長男次男は親のエゴで人生を台無しにされなくて良かったと思う。
最後まで自分勝手な父親だったなとしか思えないエピソードでした。
オルソンさんのいうように観客が事故を望んでいるかのような感じだったと言っていたけど、確かにこういうのを見るときはどこかにそういう気持ちはあるかもしれないなと思った。

★第7話
<まぬけな強盗>

あらすじ
オルソンさんは釣りに行く途中で強盗に会うが、金を持っていなかったため誘拐されてしまう。
犯人たちは身代金として100ドルをオルソン夫人に要求するが、オルソン夫人は身代金を払わなかったためオルソンさんが怒って犯人たちに協力し意地でもお金を出させようとする。
まぬけな犯人たちはそれでもうまくいかずに、次々と町の人たちを誘拐するはめになる。
誘拐された人たちはお金を作るために犯人に従わされる。
町の人たちが次々に誘拐されたことにより、不審に思ったチャーリーたちは犯人を待ち伏せするが計画が失敗して捕まってしまう。
結局諦めた犯人たちは人質を置いて逃げていく。

感想
いつもと違った雰囲気のエピソードで楽しめました。
だけど、犯人たちがまぬけすぎて少しイライラしました。
誘拐されたオルソンさんたちを心配してナンシーがなんとかしようとしてたのは良かったです(*´∀`)

★第8話
<雨の中の事件>

あらすじ
エドワーズさんの愛息子のジョン・ジュニアが交通事故で亡くなったとの知らせがくる。
チャーリーは、悲しみにうちひしがれているエドワーズさんを慰めるためシカゴへ行く。
そこでジョン・ジュニアが交通事故ではなく何者かに殺されたことを知り、チャーリーとエドワーズさんは怒り真相を究明する。
そして、ジョン・ジュニアの勤めている新聞社のキャラハンさんの協力を得て犯人を探し当てることに成功する。
ジョン・ジュニアは汚職事件の取材中に建設会社の人間に殺されたのだった。
犯人を追い詰め無事事件は解決する。

感想
エドワーズさんの悲しみがすごく伝わり、せつないエピソードでしたが、いつもと違った雰囲気のストーリーで良かったです。
ジョン・ジュニアの勤め先の新聞社のキャラハンさんがいい人でよかった(*´ω`*)
犯人誰やろ思って疑ってごめんなさいw
大事な一人息子を失って泣き崩れるシーンは胸が熱くなりました

★第9話
<友情とは>

あらすじ
エルマーという転入生がやってくる。
エルマーは太っているため学校で笑い者になる。
エルマー自身も傷つくより笑いにかえていたほうが楽だと思い、笑顔で悲しむ様子を見せなかった。
そんなエルマーは可愛いナンシーを好きになり、言われるがままになんでもやってあげていた。
ナンシーは調子にのってエルマーをいいように使っていたが、自分の思うようにいかずにエルマーに暴言を吐く。
それに耐えきれなくなったエルマーはみんなの前で気持ちを伝え学校に行くのをやめる。
反省して心配した生徒たちはエルマーに謝りにいく。

感想
エルマーの家族も食べさせすぎで良くないと思ったけど、エルマー自身がそれを家族に伝えたのはよかった。
無理して笑顔を作るエルマーが可哀想でした(;´д`)
最後はナンシーのわがままを突っぱねてたので、すっきりしましたw
ナンシーもハリエットにたいしては可愛いところあるんですけどね(´・ω・`)

★第10話
<新しい時代の波>

あらすじ
ハリエットは口達者な軍人にチェーン店に加盟しないかと提案される。
ハリエットは話を信じて加盟する。
出だしは好調だったが年中無休の終日営業になり勤務時間や労働力が限界を越え、キャロラインも辞めたいと言い出す始末。
おまけに契約書には親会社の経営方針には絶対に従わなければならず、ネズミ講みたいな感じでハリエットは加盟店を増やさなければならなかった。
肉体的にも精神的にも参ってきたハリエットを手伝わず、ネルスとチャーリーは向かいにレストランを開いてライバル店となる。
ハリエットの店は客足が遠退きガラガラになる。
そして、契約破棄される。
これは全て心配したネルスとチャーリーの計画だった。

感想
フランチャイズとネズミ講が合体した感じのビジネス提案にのってハリエットが可哀想だったけど、ネルスたちのおかげで元通りになりました(´・ω・`)
最近ハリエットが可愛く見えてきますw
ラストにはカーネルサンダースも出てくるので少し微笑ましいエピソードでしたw