評価★4

【大草原の小さな家  出演者】
チャーリー父        マイケル・ランドン
キャロライン母      カレン・グラッスル
ローラ             メリッサ・ギルバート
メアリー       メリッサ・スー・アンダーソン
アルバート          マシュー・ラーボートー
キャリー      リンゼイ&シドニー・グリーンブッシュ
アルマンゾ         ディーン・バトラー
ネリー             アリソン・アーングリン
ウィリー          ジョナサン・ギルバート

原作     ローラ・インガルス・ワイルダー
ローラの半自伝書です。

1974年1シーズン放送スタート

(出演者紹介はシリーズ通して少しずつ書いていきます)

メアリーを演じるのは、メリッサ・スー・アンダーソン。『大草原の小さな家』では唯一エミー賞にノミネートされている。アイドル的な人気を得てこの作品とは別でエミー賞を受賞している。
以降は特に目立った活躍はないようです。



【あらすじと感想】
★第16話
<やみの中の人質>
あらすじ
三人の囚人が護送中に脱走してこの町にやってくる。

町では教育委員会に援助してもらうため、キャロラインとオルソン夫人とアダムたちが馬車にのり出かける。
ローラはメアリーのいる盲学校に泊まる。
嵐がやってきてメアリーとローラは二人で夜中に積もる話をしていると、脱走した囚人たちがやってくる。
囚人たちはメアリーと子供たちを人質にとり、怪我を治すためローラに医者を呼んでこいという。
ローラはベイカー医者を呼びにいくが留守だったため、チャーリーに説明して助けを呼ぶ。
チャーリーは医者のふりをして助けにいく。

感想
今回の悪役の囚人たちもほんっとに最悪で嫌なやつらでした(;´д`)
このドラマに出てくる悪役はほんっと極端に悪い奴らばかりなので、すごく感情移入しちゃいます
個人的にネルス・オルソンさんもベイカー医者もいい人だなぁと思うエピソードでした。

★第17話
<ローラ先生>
あらすじ
ローラは耳の不自由なダニエルのため手話を教える先生になる。
ダニエルの父親はダニエルには無理だとおもっていたが、ローラが教えることを吸収して学習していく姿に驚く。
ダニエルはローラに恋をしてしまい、ローラはダニエルを傷つけたくなくて断れずにいた。
勇気を出して断るとダニエルは勉強を放棄して落ち込む。
ダニエルの父親は勉強した手話で傷ついたダニエルに気持ちを伝える。
ダニエルはローラに謝りにいき仲直りしてまた勉強をはじめる。

感想
ローラがはじめての生徒を持ち、先生として頑張る。
ローラの優しさとダニエルのお父さんの優しさがすごく心暖まりました。
耳の不自由な息子に対して間違った知識でいた父親ではありましたが、息子を愛しているのが伝わって息子のために手話を勉強して会話もできるようになった喜びが伝わったし、すごくいいお話しでした。
今までのなかで一番いいエピソードでした。
時代が違うといろいろなことで不自由だったりもったいないことがあったりするんだなと思いました(´・ω・`)


★第18話
<悲しみを越えて~前編~>
あらすじ
盲学校でのピクニックで楽しいひとときを過ごす町の人々。
みんなが楽しんでるなか、アルバートは友達にすすめられ、地下室でパイプを吸う。
そのパイプが原因で盲学校は火事になり、アリス・ガーベイとメアリーの赤ちゃんが焼け死んでしまう。
町は深い悲しみに沈む。
ジョナサンは荒れて、メアリーは放心状態で精神がやられてしまっていた。
火事の原因がパイプであることをベイカー医者が焼け残った地下室で発見し、チャーリーに伝える。
チャーリーが家でそのことを話し、アルバートは自分のせいかもと怯える。
誰にも言えずに苦しむアルバートはメアリーに付き添う。

感想
今回のエピソードはかなり衝撃的です
取り返しのつかないことをしてしまったアルバート。
メアリーの赤ちゃんやアリスを失った人々。
アルバートの気持ちを思うとこの先の展開が恐ろしく感じます。
タイトルにあるけどこれをどう乗り越えていくのか。。
続きが気になります

★第19話
<悲しみを越えて~後編~>
あらすじ
放心状態で口もきかないメアリーをアルバートが寄り添い看病する。
そんなアルバートを心配してチャーリーが買い物のため気分転換に旅に誘う。
アルバートは一旦断るが、結局一緒に旅にでる。
そこでチャーリーがアルバートにプレゼントでライフルを買おうとするが、アルバートはメアリーにプレゼントしたいからとオルゴールを選ぶ。
アルバートは旅から戻りオルゴールを持ってメアリーに嬉しそうに会いに行く。
放心状態のメアリーは渡されたオルゴールの音を聞いて子供を思いだし発狂する。
それにびっくりしたアルバートは泣きながらあの日のことを謝り飛び出して出ていってしまう。
我にかえったメアリーから、ことの顛末を聞いたチャーリーやみんなはあの日パイプを吸っていたのがアルバートだと気づく。
アルバートはみんなに取り返しのつかないことをしてしまったことを深く考え、みんなの元から去る。
チャーリーは家出をしたアルバートを探すため実の父親クレイの元へ急ぐ。
クレイはすでに亡くなっていたが、そこでチャーリーの上着を見つけ周囲を探す。
無事アルバートを見つけたチャーリーはアルバートを安心させ一緒に家に戻る

感想
なにはともあれアルバートが戻ってよかったです
取り返しのつかないことをしたけど、チャーリーやジョナサンが許してくれてほんっとよかったです(;´д`)
愛のある人々に囲まれてアルバートはよかったなと思います。
自分を責めるアルバートを見てるとすごく胸が痛みました。
町全体が悲しみに沈んでるなか、一生懸命生きようと努力して頑張ってるチャーリーたちを見て心が暖かくなりました。
このエピソードは前編後編合わせてドキドキしました

★第20話
<二人のワイルダー>
あらすじ
アルマンゾの弟パーリー・デイがこの町にやってくる。
再会を喜ぶワイルダー兄弟であったが、次第にパーリー・デイの悪いところがでてきて、何故パーリー・デイが家を出たのかを思い出すようになる。
アルマンゾが大事にしていた馬が怪我をしてレースに出場できなくなったのだが、パーリー・デイはレースで賭けをしていたため怪我などお構い無しにレースに出場する。
自分のことしか考えていないふるまいに怒ったアルマンゾは、パーリー・デイを追い出す。

チャーリーはローラの恋をよく思っていなかったが、アルマンゾの行いに心をうたれて見直すようになる。

感想
このドラマで一番思うのがみんなの手綱さばきです
馬を乗りこなしてるのがとってもかっこいいです
ローラも含めて。
馬車にしても今の時代ではほぼ馴染みはないと思うけど、この時代では子供も乗りこなせるしみんなが普通に乗ってるので普通に感動しちゃいました。
感動するところが違うのかもしれないけど、映画のシーンでもよくあるけど日常で乗りこなしてる感がすごく出てるので。
ストーリーの感想としては、ローラとアルマンゾの仲がほんの少しだけ縮まった気がします。
チャーリーのアルマンゾを見る目もかわってよかったです
ローラが最近すごく可愛く見えます(*´ω`*)