イーデンとアイザックが処刑されたことにより、ウォーターフォード家では司令官を除くみんなは悲しみにうちひしがれていた。
イーデンの私物をまとめていたジューンはイーデンの持ち物の中にたくさん書き込みされた聖書を見つける。
イーデンは神様を理解しようと必死だったのだ。
ジューンはその聖書を手に取りセレーナに見せに行く。
セリーナは他にも罪を隠していたのねというが、ジューンは神様を理解しようと必死だったこと、まだあの子は15歳だということを必死に言い返す。
この世界ではニコール/ホリーも育てていけないと嘆く。
セリーナはジューンを突き放す。
部屋に戻るとイーデンの父親が司令官にイーデンのことで謝罪をしていた。
イーデンは家族の元に戻りたいとずっと言っていたが、駆け落ちした日も家族の元に戻ろうとしていたらしい。
父親は司令官にイーデンから連絡があったが通報したのは自分だと告げる。
司令官は父親を褒めるがジューンは怒りを覚える。
父親はその場をあとにし、司令官と二人きりになったジューンは「自分の娘ならどうする?」と問い詰める。
司令官は「口を慎め」とジューンを殴るが、ジューンは殴り返す。
ニックは殴られたジューンを心配して様子を見に来る。
ジューンはニックにホリーを抱かせ、愛してると囁く。
一方、ジューンに心を動かされたセリーナは司令官の妻たちと子供たちの将来のことで話し合いをする。
そのあと、セリーナを支持する妻たちとともに法の修正を議会に提言しに行く。
議会では妻たちの『性別関係なく聖書を読ませるべき』という法の修正提案に司令官たちは困惑する。
セリーナはイーデンの聖書を持ち出し読み上げる。
セリーナは守護者に連れていかれる。
帰宅したセリーナの様子がおかしかったのでジューンはセリーナになにがあったの?と尋ねる。
セリーナは「頑張ったのよ」と小指がなくなった手を見せる。
セリーナは法の定めにより本を読んだため小指を切り落とされたのだった。
ジューンはセリーナに寄り添う。
一方、エミリーはローレンス司令官夫妻との初めての儀式の日を迎えていた。
エミリーはナイフを隠し寝室でローレンス司令官を待つ。
しかし、ローレンス司令官は君は抱かないと拒否しエミリーを部屋へ戻す。
次の日、儀式の感想を聞きに現れたリディアおばさまにローレンス司令官は満足したと伝える。
リディアおばさまはエミリーに嫌味を混ぜながら祝福する。
返事をしないエミリーに対しリディアおばさまはさらに文句を言い続ける。
エミリーは怒りを爆発させリディアにナイフを刺し階段から突き落とす。
そしてさらに怒りをぶつけ殴る蹴るを繰り返す。
そこへ現れた女中が血まみれで倒れているリディアおばさまを見つけ、ローレンス司令官を呼ぶ。
ローレンス司令官はなにも言わずにエミリーを車に押し込む。
ウォーターフォード家ではジューンがニコール/ホリーに母乳をあげていた。
すると、外では車が燃え火があがり守護者たちが集まり騒がしくなっていた。
そこへリタが現れなにがあったかを尋ねたジューンに、リタは「逃がしてあげる」と言う。
ジューンは突然のことに驚きながらもニコール/ホリーを抱えリタの言う通りに逃げる準備をする。
逃げ出す途中でセリーナに会ったジューンは、セリーナを説得しセリーナは泣きながらニコール/ホリーをジューンに託すことに同意する。
異変に気づいた司令官はジューンを探そうとするが、ニックに足止めされる。
ジューンはリタの仲間女中たちの指示通り逃げ出し待ち合わせ場所に到着する。
そこへ、ローレンス司令官に連れられてエミリーも現れる。
ローレンス司令官はエミリーを逃亡させようとしていたのだ。
迎えの車に乗ったエミリーにニコール/ホリーを手渡したジューンはハンナを置いていけずギレアドにとどまることを選んだ。