評価★2.5


【ハリケーンアワー  出演者】
ノーラン             ポール・ウォーカー
アビゲイル           ジェネシス・ロドリゲス

製作                 ポール・ウォーカー


2013年公開
ノーランを演じるのはポール・ウォーカー、この作品の公開を待たずに交通事故で亡くなってます
ワイルドスピードでおなじみです。


【感想あらすじネタばれ有り】
ハリケーンカトリーナが接近してるなか、妊娠中の妻アビゲイルの容態が思わしくなく、出産まで5週間早いが緊急手術で出産することになる。
待合室で待つノーランに非情にもアビゲイルの死が伝えられる。
子供は無事で早産のため人工呼吸器に48時間繋がないと自発呼吸ができないと教えられ子供の側で妻を亡くした悲しみをこらえる
最初こそ妻を亡くした悲しみで娘の誕生を素直に祝えなかったノーランも次第に父性に目覚めていく
そんななか、ハリケーンカトリーナの接近により避難命令が出て医者や看護師らは避難をはじめる、ノーランは娘の側から離れられないのでそのまま残る

堤防が決壊し町が浸水しノーランのいる病院も浸水する
停電が起こり人工呼吸器のバッテリーもなくなって手動で予備のバッテリーを使うが、予備のバッテリーが古く2分しか充電できないため常にハンドルを回していなければいけない。
点滴もなくなり交換しながら娘の側で守り続ける
充電2分の猶予で救助を求めたりするがなかなかうまくいかない。
奪略者も現れ体力も限界に近づくが娘の自発呼吸まで、そして救助がくるまでなんとか必死に頑張るノーラン。
48時間手前で予備のバッテリーのハンドルが折れてしまう


この作品の他の人たちのレビューを見てましたが評価が高いみたいですね
あたし的にはいまいちでした。
確かに感動はしますがすごく退屈です
ジャケ写と中身は全く違います
終始ハンドル回してる感じで赤ちゃんの自発呼吸を待つ映画。
評価が高いのは多分ポール・ウォーカーの遺作の1つだからでしょうか?
それとも赤ちゃん誕生から父性に目覚めるポール・ウォーカーの変わりゆく様が胸を打つからでしょうか。
題材的には良いと思いますが、題材だけなんですよね。
もちろんその間いろいろと小さな戦いはありますが映画にするほどではないというかもっとおもしろく作れたのでは?って残念な感じがします。
ハリケーンカトリーナの怖さは特になく、閉じ込められて救助を待つ間の1人奮闘劇です。
2日間なので飢えや体力の限界も特に感じないし、水が汚染されてるけどそこまで困ることもなく、略奪者がくるけどたいしたバトルもなく、新生児を残し医者と看護婦がいなくなる設定もどうなんだと思うし、ハラハラドキドキはないです。
奥さんとの回想シーンや赤ちゃんとのやり取りはもちろん感動しますが誰でもこのシチュエーションなら感動するはずなので映画の良さというよりシチュエーションで感動します
ポール・ウォーカーの頑張りには胸打たれますが。