ウィーン、ザルツブルグ、ミュンヘンの旅の感想まとめ | アメリカ在住、世界の旅と芸術

アメリカ在住、世界の旅と芸術

アメリカ東海岸に在住してウン十年。ハーフの子供達も巣立ち、晴れてEmpty Nesterに。
長年住んだアメリカにはもう飽きて、世界旅行が老後の趣味です。
完全に素人目線から、アート、音楽、文化等について書いて行きます。


1. 人の印象

オーストリア人よりドイツ人の方が心地よかったのは(全く個人的な感想です)、

ドイツ人の方が大陸的で、

自分に自信があり(特にオーストリア人の移民労働層たちに比べ)、

オープンな性格に見受けられたからでしょうか。

ザルツブルグのアイスクリーム屋さん(2ユーロって凄く安いんですが)では、

「この人ドイツ語喋れないで、、、」と

私の目の前で私の悪口をドイツ語で仕事仲間と話してるのが分かって、

非常に嫌な気分になりました。どういう人間ですか?


2. 食べ物

クラシック音楽そして鉄道好き(男か⁉️)な私にはたまらないヨーロッパ鉄道の旅ですが、

ドイツの食べものが苦手。

どうしても無理。



観光客で溢れるビアガーデン

https://www.hofbraeuhaus.de/en/



昔訪れたベルリンでは、それでも他の食べ物が手に入りました。

が、ミュンヘンで日本食屋にも

行きましたが、日本人経営でないせいか、お味は今ひとつ。


3. 音楽祭の感想

ザルツブルグ音楽祭、気に入りました。

アクセスが楽。ウィーンもミュンヘンも近い。

観光スポット沢山あり。

劇場のアクースティックも良い。(タングルウッド音楽祭は音響❌)

劇場の冷房施設良し。

音楽、オペラ、演劇と混ざってるのが私には良し。

座席の列が長く続いていて自分座席に着き難いこと(通路が少ない)は🔺、

観客が咳することなく余りにも静かで、音楽に集中出来るのは⭕️

(でも、個人的には「咳しちゃいけない」と凄く緊張するので🔺)


将来的にはヴェローナ音楽祭や、バイロイトも試してみたいのですが、

皆様のブログ情報によると、今ひとつ🔺みたいですね。


4. 薬局ビジネスの違い

資本主義を謳歌するアメリカのビジネス環境は、ご存知の通り競争を促し、

消費者に多くの選択肢を与えます。

下の写真は、アメリカの大手薬局チェーン店CVSの店内の一部の様子です。
左には胃腸関連の薬、右は生理用品の棚ですが、
これだけの過剰なほどの選択肢の中から、消費者が選び購入します。


(↑写真はCNNのサイトより拝借した、米国CVSの様子)


それに比べて、ザルツブルグとミュンヘンでは、

「鼻が詰まってるんですが、、、」と小さな薬局に相談すると(それも日曜は閉店)、

薬剤師さんが古臭い引き出しから、一つだけお薬を出して来てくれました。

(もしもっと詳しく知りたい方は、

↓は日本の薬局さんの世界の薬局の旅ブログ)




5. ドイツと日本の類似性

ドイツと日本が似てるな、と感じるのは、

ズバリ、「全てが機能する」という点です。

もちろん、住人達に尋ねれば、自国への文句は沢山出てくると思います。


が、電車がほとんどスケジュール通り動き、

(最終日、空港へのSバーンは遅れた❗️)

エレベーター、エスカレーターも故障していません。

街で働く人々は皆結構幸せな表情で労働に励んでいる様に見えました。

アメリカなんて、皆文句ばかりで不満そうな顔してますよ。

それに、東海岸に戻って公共交通機関をトライした途端

小さなエレベーターがホームの端に1つあるだけ 涙


(空港から移動はタクシーが主流。

80年代、ニューヨークミッドタウンからJFK行きの地下鉄ありましたね。あれは結構便利だったのに)、