裏話
もうだいぶ先の話に思い、「今さら?」と思う人もいるかもしれないが、これは先の公演「枯れるやまぁ~」の裏話。
僕はこの作品にて、徳川家康という大役を頂きましたが、登場は1部終わりの休憩前のイメージシーン(台詞がなく、曲に乗せて作品のダイジェストをダンスを絡めて見せるシーン)からでした。
なので、1部ではコロス(アンサンブル)として出ていました。
話はこのコロスの時の話。
1部でコロスとしての最後の登場は、我が殿との殺陣のシーンでした。それが2回あるのですが、事件は最初の殺陣の方で起こった。
殿が登場し、僕らが斬りにかかる。
殿はそれをヒュン、ヒュンと軽快に、あたかも首を横にしているだけのようなくらい軽快に交わすのですが、僕はこの2回目のヒュンを担当してました。
渾身の一太刀を交わされ、階段に上がって殿を取り囲むという動きのはずでした。もちろん一瞬の出来事なので、なんでそうなったか全くわからないのですが、多分下に落ちている小判でも踏んだのでしょう。
殿に一太刀交わされ、体は階段を上ろうとする。
しかし、何故か僕の体は横になり、階段には片足しか出会わないはずが、全身で突撃していったんです。
恐らくその回をご覧になった方もいることでしょう。
あの時、僕は直ぐに立ち上がったと思いますが、ぶっちゃけめちゃくちゃ痛かったんです。
階段に激しく接触した右太股、右脇腹の辺り、左膝下辺り、激痛が走りました。どこか折れたかとも思いました。
しかし、それよりも僕の頭の中は、
殿の殺陣だ…
…殿の殺陣だ…
………殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
そう、それはまさに
「逃げちゃ駄目だ」
そのもののようだった。
「動いてよ!!」
僕は立ち上がった。
「ヤーっ!!」
そして、シンジ君だったらこの後勝つのですが、僕は斬られて最後に刺されなければならなかったんです。
※パチンコファン&エヴァンゲリオンを知らない人にはわからないネタですみません。
最後の一太刀を交わされ、殿に刺されて、「クッ」と殿を見たその時、
いつもは全くこちらを見ていなかった殿が、僕を睨み付けているのです…
「はっ!まさかっ…」
殿は睨みを鋭くさせたまま、右手では僕を刺し、いつもは僕の右肩に置いていた左手は、その瞬間に僕の髪の毛を鷲掴みにした。
このシーンの直後に早着替えをして徳川家康にならなければならなかった僕は、この時アンサンブルでも既に90%くらい家康ヘアーであったんです。
しかし、その髪をグシャっと鷲掴み…
僕は思った。
「怒ってらっしゃる…
殿は転んだことに怒ってらっしゃるんだ…」
そして刀を抜かれたリアクションを少しいつもより派手にしたつもりで僕はハケた。
イメージシーンでは、殺陣の汗よりも冷や汗の方が多く出ていた。笑顔も引き吊っていたかもしれない…
その間、気が気ではなく、イメージシーンが終わり休憩となると、僕はメイク直しよりも先に殿に謝罪に行った。
僕「西田さん、先程はすみませんでした!」
殿「何が?」
僕「?…あの、殺陣で転んでしまって…。殺陣の流れ自体には影響無かったとは思うのですが…」
殿「マジで?全然気が付かなかった」
僕「………」
………じゃああの鷲掴みは何だったんだ…
……あの睨みは…
少し考えた…
!?
そうか!気持ちか!
その時の気持ちがそうさせたのか!
「転んだ」という負い目を出していた僕の雰囲気から、殿が感じ取り出た気持ちがそうさせたのか…
なるほど、舞台はナマモノとはこういうことなのかもしれない…
家康「じゃあ何でもないです」
って行こうとしたら
殿「(激怒口調で)しっかりやれよ!!」
家康「 !? 」
ここにきて沸点!?
家康「す、すみませんでした…」
………言わなきゃ良かった……完全な墓穴であった……
まぁ、これでホッとしたのは事実。しかし、後には体の痛みと大きなアザが残ってた…
過去の話だが、
まだまだ一匹も釣れねぇ!
僕はこの作品にて、徳川家康という大役を頂きましたが、登場は1部終わりの休憩前のイメージシーン(台詞がなく、曲に乗せて作品のダイジェストをダンスを絡めて見せるシーン)からでした。
なので、1部ではコロス(アンサンブル)として出ていました。
話はこのコロスの時の話。
1部でコロスとしての最後の登場は、我が殿との殺陣のシーンでした。それが2回あるのですが、事件は最初の殺陣の方で起こった。
殿が登場し、僕らが斬りにかかる。
殿はそれをヒュン、ヒュンと軽快に、あたかも首を横にしているだけのようなくらい軽快に交わすのですが、僕はこの2回目のヒュンを担当してました。
渾身の一太刀を交わされ、階段に上がって殿を取り囲むという動きのはずでした。もちろん一瞬の出来事なので、なんでそうなったか全くわからないのですが、多分下に落ちている小判でも踏んだのでしょう。
殿に一太刀交わされ、体は階段を上ろうとする。
しかし、何故か僕の体は横になり、階段には片足しか出会わないはずが、全身で突撃していったんです。
恐らくその回をご覧になった方もいることでしょう。
あの時、僕は直ぐに立ち上がったと思いますが、ぶっちゃけめちゃくちゃ痛かったんです。
階段に激しく接触した右太股、右脇腹の辺り、左膝下辺り、激痛が走りました。どこか折れたかとも思いました。
しかし、それよりも僕の頭の中は、
殿の殺陣だ…
…殿の殺陣だ…
………殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
殿の殺陣だ…
そう、それはまさに
「逃げちゃ駄目だ」
そのもののようだった。
「動いてよ!!」
僕は立ち上がった。
「ヤーっ!!」
そして、シンジ君だったらこの後勝つのですが、僕は斬られて最後に刺されなければならなかったんです。
※パチンコファン&エヴァンゲリオンを知らない人にはわからないネタですみません。
最後の一太刀を交わされ、殿に刺されて、「クッ」と殿を見たその時、
いつもは全くこちらを見ていなかった殿が、僕を睨み付けているのです…
「はっ!まさかっ…」
殿は睨みを鋭くさせたまま、右手では僕を刺し、いつもは僕の右肩に置いていた左手は、その瞬間に僕の髪の毛を鷲掴みにした。
このシーンの直後に早着替えをして徳川家康にならなければならなかった僕は、この時アンサンブルでも既に90%くらい家康ヘアーであったんです。
しかし、その髪をグシャっと鷲掴み…
僕は思った。
「怒ってらっしゃる…
殿は転んだことに怒ってらっしゃるんだ…」
そして刀を抜かれたリアクションを少しいつもより派手にしたつもりで僕はハケた。
イメージシーンでは、殺陣の汗よりも冷や汗の方が多く出ていた。笑顔も引き吊っていたかもしれない…
その間、気が気ではなく、イメージシーンが終わり休憩となると、僕はメイク直しよりも先に殿に謝罪に行った。
僕「西田さん、先程はすみませんでした!」
殿「何が?」
僕「?…あの、殺陣で転んでしまって…。殺陣の流れ自体には影響無かったとは思うのですが…」
殿「マジで?全然気が付かなかった」
僕「………」
………じゃああの鷲掴みは何だったんだ…
……あの睨みは…
少し考えた…
!?
そうか!気持ちか!
その時の気持ちがそうさせたのか!
「転んだ」という負い目を出していた僕の雰囲気から、殿が感じ取り出た気持ちがそうさせたのか…
なるほど、舞台はナマモノとはこういうことなのかもしれない…
家康「じゃあ何でもないです」
って行こうとしたら
殿「(激怒口調で)しっかりやれよ!!」
家康「 !? 」
ここにきて沸点!?
家康「す、すみませんでした…」
………言わなきゃ良かった……完全な墓穴であった……
まぁ、これでホッとしたのは事実。しかし、後には体の痛みと大きなアザが残ってた…
過去の話だが、
まだまだ一匹も釣れねぇ!