アメリカンスナイパーを見た。

実話との事だが、リアルで緊張感のあるいい映画だった。

そして自分が思ったのは戦争は悪とか、そういう次元ではなく
職人としての腕がある、そしてそれが同業の誰よりも優れているというのは
非常にかっこいいという思いだ。
更にその腕でたくさんの仲間の命を救っている。
もちろんたくさん殺してもいる訳だが。

ヒリヒリするような緊張感の中で、生き死にのギリギリの世界で結果を出す。
全てがかっこよく見えた。

1.9キロ先の敵も一発で仕留める技術。
職人だ。

クリントイーストウッドは渋い映画を作る。
人間を描くのがうまい。
自分は職人としてのかっこよさに目がいったが、実際は人をたくさん殺して
精神疾患になる人間を描いている。
殺人鬼ではない、嫁も子供もいる人間を戦争を通して描いているだけなのだ。

また殺しのシーンは他にえぐい映画がいくらでもあるが、子供を殺すシーンを
さらっと映像にしているのが珍しいのではないかと思った。
あまりないような気がするが、後で調べると女、子供でも仲間が危険と思ったら
躊躇なく殺したという事なので、この映画の中ではずせないシーンだったのかもしれない。
子供は当然殺したくないが、躊躇したら逆にやられてしまうからしょうがないのだ。
だから子供が銃を持とうとしているときに持つな、持つなと言っているシーンがとても
印象的だった。

不謹慎かもしれないが射撃をやりたくなった。