STAP細胞を開発したことでメディアに大きく取り上げ
ている小保方晴子ユニットリーダーが、メディアへの「お願い」
文を公表しました。
研究成果に関係がないプライベートな内容が報道され、迷惑
しているという趣旨の文章になっています。
ファッションブランドや中学生時代の作文を記載するなど
「ワイドショー」のような報道に対し、怒りを感じている
様子が伝わってきます。
以下、全文を掲載します。
<報道関係者の皆様へのお願い>
STAP細胞研究はやっとスタートラインに立てたところであり、
世界に発表をしたこの瞬間から世界との競争も始まりました。
今こそ更なる発展を目指し研究に集中すべき時であると感じ
ております。 しかし、研究発表に関する記者会見以降、研究
成果に関係のない報道が一人歩きしてしまい、研究活動に支障
が出ている状況です。また、小保方本人やその親族のプ
ライバシーに関わる取材が過熱し、お世話になってきた
知人・友人をはじめ、近隣にお住いの方々にまでご迷惑
が及び大変心苦しい毎日を送っております。真実でない
報道もあり、その対応に翻弄され、研究を遂行することが
困難な状況になってしまいました。報道関係の方々にお
かれましては、どうか今がSTAP細胞研究の今後の発展
にとって非常に大事な時期であることをご理解いただけ
ますよう、心よりお願い申し上げます。 STAP細胞研究
の発展に向けた研究活動を長い目で見守っていただけ
ますようよろしくお願いいたします。
2014年1月31日 小保方 晴子