東証一部上場企業の大手商社に
勤務している夫の智則は、
才能を武器に、仕事に貪欲に取り組み![]()
東大・早慶などの一流大学出身ではないけれども、
会社の中では、上司からも部下からも一目を置かれる存在![]()
40代で既に年収2,000万を稼ぎ出している![]()
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かつて同社に勤務していた明美は
若手の中でも職場内の女性から人気だった智則を勝ち取り![]()
結婚して子どもを授かったと同時に
「子育てに専念したらどう
」。
姑からのすすめもあり、
同社を退社して、以降は専業主婦になった![]()
両方の両親からの頭金サポートもあり、
豊洲のタワマンを新築で購入![]()
車はトヨタのヴェルファイア![]()
今の生活は自分の全て自分の努力で
得たものであると自負している![]()
そんな中で
「昨年、◯◯部の山田の子どもが小学校受験して
「幼稚舎※」に合格したらしい・・・
うちも、はじめた方が良いのでは
」
※幼稚舎=慶応幼稚舎
智則の一言がキッカケとなり始まった新たな挑戦![]()
はじめて訪れた幼児教室、
緊張しながら足を踏み入れる。
子どもたちはホワイトボードに向かって
並べられた机に案内され![]()
保護者は別室の「お受験説明会」に参加![]()
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父親の参加は2名だけで、
他は母親ばかりだった![]()
一見するとシンプルな服装に見えて、
持つ鞄を見るとエルメスなど高級ブランドばかり![]()
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場違いなところに来てしまったのでは![]()
不安がよぎるとほぼ同時に、
控えめながらも基本を抑えた
メイクアップをした年配の女性が説明を始めた![]()
「皆さんの新年長クラスを担当することになる南です
」
受験までのスケジュール、
家庭学習の行い方![]()
ハキハキとした口調で、
説明がなされて行く![]()
メモを取りながらも
「本当にこんな沢山のことできるのかしら
」
そう思った矢先、心を見透かされたように、
南先生が明美に質問をした![]()
「そちらのお母様、
小学校受験で必要なことは何だと思いますか
」
「お教室に真面目に通うことでしょうか
」
「もしも教室に預ければ大丈夫と思っていたら、必ず落ちます。
普通に受験したら、普通に失敗する。
それが小学校受験です
」
洗礼を受けた気がした![]()
<<続く>>