社会で活躍する人材の質の違い
1989年に日本の上場企業が、
「世界時価総額ランキングベスト50位」を占拠しまくり
日本の国旗がズラリ並んでから、33年以上が経過
「ベスト50位」には、米国フラッグがずらり並んでいる状態で
日本企業は31位にトヨタがランクインしているだけ
日本が米国に、圧倒的に負け続けてしまっている状態ですが
この根幹的な原因に、国の「人材育成力」というものがあります
アメリカは、日本以上に「学歴社会」であり
アメリカの上場企業で、経営陣を目指して、正社員として入社する場合
「アイビーリーグ出身者」ばかりになってしまいます
「アイビーリーグ出身者」であれば、
日本の東証一部上場企業の就職活動などは、「無双状態」になります
「アイビーリーグ」のどこが凄いのか
日本の「東大」であれば、
読み書き・暗記の勉強ができれば合格を勝ち取ることができます
けれども、それでも日本国内の有名上場企業への就職率は40%。
(MARCHであれば28%)
社会での平均年収は700万円
日本の10位の大学でも、平均年収は500万ちょっとです
「アイビーリーグ」の場合
当然ながら、読み書き・暗記は求められます
合格者の約80%が「SAT」と呼ばれる日本で言うところの
共通テスト(昔のセンター試験)で、合格者の80%が満点
1点落として入学した人が、同級生から、
「よく1点落として合格できたね!キミのパパ・ママが大学とコネでもあるの?」
と真顔で言われるそうです
その上で「得意なことは?」
学級委員長、生徒会長、部活の部長、県大会優勝などは、お話にならず
世界レベルの表彰水準が10項目は求められます
ジョブススピーチのような、
ハイレベルな対人コミュニケーション力も当たり前のように求められます
日本の東証一部上場企業に、面接に来る学生でさえ、
これほどのパーツを揃えて来れる学生は、まずお目にかかれないと思います
自ずと「アイビーリーグの学生」は、
学生バイトでも、年収3,000万、4,000万水準稼げてしまうというのです
「人材の質」
日本とアメリカの差は、縮まるどころか、
年月の経過と共に、引き離される一方な現実があるわけです