先日
腹膜透析のサプライヤー大手の
バクスター社のコーディネーターさんが
プレゼンしにきたんですが
数カ国間の腹膜透析の現状比較データを
見せてくれて
確かカナダ、オーストラリア
そして米国に注目して話されてたんですが
そのデータの中に日本もありました。
その話の前に
ISPDっていう
腹膜透析の治療ガイドラインとか
作ってる国際的な機関があって
そこでの調査結果では
透析量を表すkt/vというのがあるのですが
1.7未満だと死亡率が上がるけれど
1.7以上だと生存率が上がる
という結果にはならなかった
と言われました。
つまり
1.7は最低限必要だけど
透析量を増やし数値が高ければ高い程いい
ってことじゃないっていうことでした。
それで
先程のデータの話に戻るんですが
アメリカがkt/v=2.3で一番高く
高濃度の透析液使用率約50%‼️
カナダとオーストラリアは
確か20%くらいかそれ以下。
つまり
アメリカは必要以上の透析量で
腹膜に悪いとされる高濃度の糖度の
透析液をバンバン使っている国
ということです😱
腹膜透析の場合
透析量を上げるイコール
糖分をどんどん加えるイコール
カロリー摂取量アップ
その結果
血糖値は上がるは太るは
腹膜が痛むはのいいこと無しです。
日本のデータはというと
kt/vは1.9を切るくらいと丁度良く
そして高濃度透析液使用率
なんとゼロ%‼️👏👏👏
す、素晴らしい〜🥰
ここに働き始めて初めて
この高濃度透析液を見たのでした。
そしてその使用頻度の高さに
めまいがした私です。
「日本で使ったことない‼️これ使う必要あるんですか、この時点で⁉️」
って何度も訴えてきた私。
その度に
「ここはアメリカ。小柄な日本人とは違うのよ。」って言われてきました。
そんなことない
きめ細かい管理をすれば
不必要な高濃度透析液の使用を
減らすことができるはず‼️
っと
患者さんに口を酸っぱくして
可能な限り使用を避けるように
私は指導してきました。
それが今回証明された‼️
アメリカ、カナダ、オーストラリアという
人種の似たような国での比較で
高濃度透析液使用を抑えられることが
データとして突きつけられたからです‼️👍
もう日本とは違う
なんて
言わせませんよ〜‼️
それにしても、、、
日本のデータは素晴らしい〜😳
私
鼻た〜かだかです😁
「ほらね‼️」
って言うてしまいました😆
みんなの前で、、、。
我がクリニックは
井の中の蛙大海を知らず
っていうヤツです。
日本では看護研究とか学会発表など
色んな改善に取り組んでました。
アメリカでそういうの
見たことがありません😅
我が社は年に数人スタッフが表彰されて
表彰されたスタッフは
ご褒美に他州で開催される学会に
行かせてもらうことができます。
今年はディズニーワールドのある
フロリダのオーランド‼️
指導ルームボスがそれに行くのですが
私がいいな〜っていうと
「う〜ん、いいのかな〜。1日中学会で缶詰よ!」
、、、と。
実は私
今回は断念したのですが
もう少し近い州だったら
自費で参加したいと思ってました。
本当は
看護オンリー学会じゃなくて
看護と医学一緒になってる
日本の透析学会みたいなのに行きたいのですが。
他施設の試みや
サプライヤーさんの最新技術の紹介とか
そういうのに触れるのって大切。
指導ルームボスが本気で嫌がってるのか
ただのポーズなのかは知りませんが
モチベーション下がる発言です😓
大体
学会だとちょっとしたアトラクション的な
オプションとかもあるし
ちょっと外に出れば
インディアナには無い海があるのですから
それだけでも
無料で行けたらいいですよね‼️
来年は
自費でもいいから行きたいな〜。
自分自身も
井の中の蛙にならないように
常に勉強していきたいです。