花(清元紫蝶)ブロガー様へ………

23日の清元、読売新聞の社会面にカラー写真付きの4段抜きで掲載されてます。やっぱりすごい公演だったのね。
いいもの観せていただきありがとうございました!



いきなりblogを読んで楽しくて
散々小唄や長唄や三味線に興味が沸いて来ていた私に

http://search.japo-net.or.jp/item.php?id=VZCF-1010
新しいドアを開けるチャンスを下さり

取るだけでも特に難しい特別な清元の会を早々とアメブロ上で紹介下さり

それに乗っかり図々しくもお立替金まで発生させてしまいながら
どぶ席とはいえ
あのような素晴らしい席は
紫蝶様でなければ取ることは不可能でしたでしょう………


当初からまず会場の入口で既に玄人筋の女性の人だかり


要するに芸者さんや元芸者さん達邦楽家さんや舞踊家さん達の人だかりなんです


普段から浅草や押上や新橋の界隈でぽつりぽつりと見かけるお姉様方が
全国から一同に介して最高にお洒落をして集合された感いなめないでした


もう既にそれだけでもお腹一杯なのに
前から五番目の一番花道寄りで

何に目が行くって………
やはり1番高い御席をゲットできたひいきすじ?なのかお弟子さんに当たるのか?→プロの舞踊界、邦楽界のセンターにいらっしゃる方たち http://ameblo.jp/tokyoflower/だそうでした・・・
花街風芸者風のお姉様方の身なり、いでたちと雰囲気

(しかもこう言っちゃ何ですが皆様同じフェイスライン………
新橋辺りの十仁病院界隈で昔から行われた◯◯手術後みたいな感じを受けて)

きっと中には現役の芸者さん方も勿論舞踊家さんたちなのでいらしたんでしょうね・・・
化粧が違いますものwww

何時までも
世界中の男性だけでなく女性までも魅了するにはあの色気と美意識なのですね………



すっかり忘れていて今この文章を書きながら思い出したのが
二人の元芸者の女性
後程書きますね…

その時の匂いがプンプンのお姉様方が沢山素敵な夏の絽着物を着て(長襦袢に施されたあの刺繍の素晴らしさは一見の価値有り!!勉強になりましたぁ…お願いして写真撮らせて戴きたかった位…でしたわ)
もう直で花柳社中の知人が同じ舞台で何か演目有りと聞いておりましたが
母から頂いた帯で今回結ぼうかどうか迷った帯をその時には締めて見に行きましょう!なぜなら今回似た帯を発見!
横道にそれましたが

紫蝶さんの事をすっかり忘れて花街芸者さん風の舞踊家さん達の意地悪な目線と雰囲気を堪能していたら後側からちょこんと

若草色よりもあさぎ色かしら…の絽の上品な御召し物の姉さん登場!!!
お弟子さんの笑葉さんもご一緒に………

あまりの可愛らしさに(イメージはもっと大柄かと…すまそ)緊張の糸は解けて


舞台の始まりはいきなりあれだけの数の唄い手さんと三味線弾きのすごい数

後で飲み会で知り会った紫蝶さんのお弟子さんで元劇団四季の女優さんが…様々な分野に詳しくて
色々と補足説明してくださり今回の清元が二派に喧嘩別れして脈々と時は流れ80数年ぶりに一つの舞台に集まったが、恐らく一同に会する事はまずもってもう二度と見ることは不可能であるかと思われる事をご享受頂いたので(御丁寧にありがとうございましたm(_ _ )m)


…だからあのような緊張感でしたのねと…納得!!!


初体験の清元は[四季三葉草]をシンプルに音色声色に耳を澄ませて20分間堪能させて戴きました
ピリピリしているんです!!!


アコギ一本の歌手が日本中から介した感じで…すまそ…評論家で無いので例えたら失礼なのは承知いたしておりますが
素人とはこのようなものとお許し下さいませ…


70人位だったかしら?超一流の演者達が一人一人ソロのパートを熟し
全員で最初と最期はオーケストラみたいな構成で
一斉に演じた姿にはあまりの素晴らしさに息を潜め聞き逃してはいけないような、迫力や一人一人の情念を感じました


そこで休憩…

今回の花形!!梅吉太夫のお嬢様と
ゲスト仁左衛門さんの姪にあたる
sabaさんに一目お会いするチャンス

………思っていた以上に色気ある大人の女性で
立ち居振る舞いに品性が有り

かと言ってあの得も知れずの恐さは何も無く

流石今回の主催者の身内だけあって
紋付の夏着物をお召しになられて(着物の種類の判別も出来ないほど素敵な笑顔に夢中になり、目を外したら二度とお会いできないのではと思うくらい天女の様ないでたちでした・・圧巻とはこういう方の事を言うんですね・・今まで出会った数少ないですがスター女性や女優さんたちよりも迫力ありました・・・表現力の乏しさに自責の念www)
上品さに驚きました
しかも大人の色気………早くあのような素敵な女性になりたいです(なろうと思ってなれる訳ないか…)
詩を読み続けて今ストックした分終わりましたらTwitterにも掲載中みたいで
伺いますね~

初めてお会いした感じが無くて
別枠で紫蝶さんがまたの機会を作って下さったら、
是非sabaさんも連れて来て下さいな………一緒に飲みたいわ~~~ラブラブ







本当に素敵な女性でした



憧れが益々増殖してきました…てへっ


二幕は有名な[隅田川]~
十名(九かも?)の代表が自慢の喉と三味線の腕を45分間鳴らし

これには照明等の技術も多少含まれ、ライトアップしたり落としたり
壇上にも布で表現された仕掛けで波間や色々な情景を演出なさっていて
初体験の私達でも理解出来た素晴らしい演目でしたが……最期はスポット照明で暗闇で弾くパートがあり

トウトウ私の???集中力切れたのかしら?
少しだけオネムになりました・・・スマソ・・


三幕は主役以外ほとんどメンバーチェンジで裃を身に纏い三味線が壇上に上がり
下段に唄いが並んでの構成で
ときたそ初体験の歌舞伎………
今まで文楽、能、狂言迄は見てきまして

自分には狂言が合っているな………なんて思い(特に茂山家が贔屓です)

歌舞伎を観る日は必ずなにかが起こり観られなくなっていましたので
ご縁がないんだな…と諦めておりましたら
なんと清元のご縁から拝観出来ましてキタ━━━(゚∀゚)━━━!!!

しかも舞台花道作る所までしっかりと覗かせていただき


花道の長さが一見ですが
一間×七枚+横道半間分の長さで構成されているのを発見!!
若い黒子さんが静かに舞台を作り上げ
その所作までもがこの日の演目に入る価値有り!!
見事で同行したサリタソは歌舞伎は何度も経験者でしたが喜んでおりました


三幕は片岡仁左衛門さんが登場・・・舞台ばえした色男ぶりに目を奪われ
しかも肉襦袢の柄の美しさ
腰に吊した巾着の火の用心に目を奪われ

舞台の装飾の派手さとライトの量の多さに圧巻

自分の商売はライトをリースで貸し出す事も生業の一つとしておりますが
あの量を使うとなると相当量の機材と電源を使用するので
相当お金かかりますから・・・(いやん。。。なんでそんな計算しちゃうのか分からないけれどwww)
とにかく一夜だからなのかどうか
出し惜しみない舞台で・・・通常の公演もこの感じでしたら、繁栄の一途を進んできた事よく分かります


伝統の方は・・・箱庭の限られた空間設定ですり足で 楚々と 最低限の動きで表現していて
陰と陽ならば陰にあたりますが

歌舞伎は舞台を広げ動きを広げ完全なる陽の世界へ観客をいざなった事でありましょう

ああ………これこそが江戸庶民が支えてきた伝統なんだな………と感じ入りまして一つ一つの見慣れない所作に驚きと興奮を心に印象付ける作業を行いあっという間の20分間でございました
拍手のタイミングは周りの空気で感じ取り
(初めてバレエを見に行った時と同じ様な感覚で拍手していましたが)
最期に近づき花道の芸が始まるとかぶりつきで仁左衛門さんの飛び散る汗と男の人の色香を感じ…これだから大衆だけでなく玄人筋のお姉様形までもが魅了されるのね………???と一人周りでばく宙して翻るお兄様方よりも動きは指先の所作に総ての神経を行き届けさせている花形に目を奪われつつ堪能させて頂きました
[お祭り…再茲歌舞伎花轢]

だからこそ他の伝統芸能とは違う扱い………
現代風にアレンジすると

落語が基本に有り(恐らく歌舞伎と同時代に始まったかしら?)
幕間の時間繋ぎが色物芸で
その中には漫才や紙切りなど様々な分野が拡がり発展を見せ

今や大衆が支えているのは漫才に焦点が集まり更なる進化を成し遂げ
吉本新喜劇等と言われる新たな舞台さえもが
文学座や他の劇団公演を凌ぐ勢いで発展してきているのを目の当たりに見ていますと

何かどちらの世界にもスター性と技術と+大衆性が発展の鍵になるのではなかろうかと勝手に考察致しました




ナガナガとお付き合い下さり有難うございました


今回のご縁に感謝しつつ………推敲しないでアップする私をお許し下さいませ推敲後もこんなことしか書けなくてすみませんww



PS.やはりあちきって付いています・・見るもの聞くもの幼いころに当時冷戦状態の東ドイツの国営オーケストラを率いて来日したカラヤンを聞いて以来ですが
(サブで順次書きましたが)
超一流と言われる舞台を初めて見始めたさらいの段階で見るチャンスに恵まれているのです

だからどうってことないですが、運勢の全てをそこだけの運の良さで幸せに感じて生きてこれて
幸せなんだと思います(それ以外はダメダメなんですがwww)