ようやく術後の治療法が決まった2週間前の金曜日。


そこで主治医から言われたこと。


それをネットで検索しても僅かしか出てこない情報。


その僅かで希薄な情報を寄せ集めると、聞いた時はぼわーんと輪郭がぼやけていた主治医の言葉の意味が見えてきて、今すぐ死ぬとか明日がないとかそんな状況でないのはわかってはいるが、どうにも沈んだ気持ちを立て直す方法を見つけられずに今に至る。




そんな私の気持ちを他所に治療はその金曜日から始まった。





・リュープリン注射(6ヶ月製剤)

・エキセメスタン(アロマターゼ阻害薬)




閉経後に使用する薬なのでどんな副作用が出るのか?


初めての治療法でもあるし記録はつけておかねば。





6/13  ホルモン療法再開10日目

❶ 2日ほど前から生理前によく起こる首から肩にかけての鈍痛がひどい。気圧痛かと思っていたが副作用かも、と気付いた。


❷数日前から全身が痒い。頭から爪先まで。

そんな副作用は聞いていなかったけど、異常な痒さに調べてみたらアロマターゼ阻害薬で私のように掻痒症状が出る人はいる模様。

次の外来までは氷で体を冷やして凌ぐつもり。


2ヶ月間、ホルモン療法から解き放たれていた。
地味に辛い副作用との闘いの記憶が戻ってきた。




明日はようやく放射線科1回目の診察。






金曜日の主治医の言葉が気になりながらもその翌日は映画館へ。

「地獄の花園」

さいこーです。