復職トライアルの3日間は無事に終わり、
月曜から週5日出勤に戻す。
でもまだ時短のままで。
慎重に。
無理せず。
さて、社会人一年生の娘
来週、会社の健康診断を受ける。
私も私の姉も乳がんになったので、
20代で一度乳がん検診を受けさせようと思っていたところ、健康診断に
乳房エコー
子宮頸癌検診
が自動でプラスされていた。
（私の若い時には健康診断になかった。がん罹患者の低年齢化の脅威）
昨日WEB問診票を入力していた娘、
「乳房にしこりがありますか？って質問がある」
と言う。
そうだ。
自己触診の大切さ、誰よりわかっているのはこの私。
貧乳の私と違い、娘はビッグサイズ。
その違い
4カップ。（頭に行くべき栄養が胸に行ったと推測）
そういえば
出産した時娘を取り上げてくれた先生が
「この子はおっぱい大きくなるよ」
と言っていたが、なぜわかったのか？
どういう予言だ？？
だから生まれて初めてついたあだ名が
「おっぱいちゃん。」（by.産婦人科医）
因みに高校時代の仲良しグループの名前は
「チーム★OPPY（おっぴー）」
（おっぴー＝おっぱい。もちろん娘がその名の由来）
こんなにおっぱいエピソードがある娘
これはしっかり触診グセをつけておかなくては。
そんなわけで触診指導。
「まずは上を向いて寝て、片手を上に伸ばしてもう片方の手で脇から胸を触る」
「え？触るってどんな風に？」
「指で少し強めに押したり優しく押したりしながら指を滑らせて、何か硬いものがないか探すの。いろんな体勢でいろんな角度から。」
「言われてもわからないからママやって。」
へ？
あなたの乳を私が触るの？
23歳のピチピチはじけそうな胸を？
うんうん、と頷く娘。
うんうん、じゃないよ。
23歳にもなって母親に乳をモミモミされて嫌じゃないのか。
「全然嫌じゃない」と言う娘。
それはそれでなんだか問題と思いつつ
確かに最初は触り方もしこりがどんなかもわからない。
という事で横になった娘の乳を触る。
おかしな絵面に躊躇しながらも
しこりがないか真剣に触診する母。
くすぐったいと悶絶する娘。
なかなか脇を触らせないので乳房を集中的に触る。
そしてわかったのは
若い女の子の乳房は
乳腺が発達していて
弾力があり
しこりの有無がわかりにくい
ということ。
勿論マンモグラフィにも映りにくいので
自己触診をしっかり覚えて
気になる事があったら
すぐに受診するべきと諭す。
乳がんは早期発見、
早期治療がとても大事。
乳がんだけじゃない。
普段から自分の体を
目と手でチェックしていると
些細な変化にも気付く事ができる。
一番の主治医は自分自身。
私は娘が小さい時
スキンシップと称して娘の体を触ることを自然に心がけていた。
だから、熱が出る前や
病気になる前
肌を通して「何か違う」と異変を感じ取れた。
娘が2歳の時に罹患した川崎病も
3つの病院で「風邪ですね」と言われても
「絶対違います。風邪じゃないと言いきれます」
と言い張り、ようやく4つ目の大きな病院で川崎病と診断され、入院させてもらえた。
普段から触れていると色んなことに気付くものだ。
そう娘に話しながら触っていると
右乳房外側に「ん？」と思う物が手に触れた。
何度もそこを触るが
しこりのような
しこりじゃないような。
どうにもわからない。
とりあえずよく見てもらうために
Web問診票に
「しこりあり」
と入力するように言う。
家族の既往歴と「しこりあり」で
乳房エコーは慎重に行ってくれるはず。
すると娘が
「乳がんパックというのがあるけどこれはいいの？」
と言う。
オプション冊子を見ると
確かにある「乳がんパック」。
マンモグラフィー
乳房エコー
乳房診
腫瘍マーカー：CA15-3
の4つで自己負担15,000円。
マンモは若いからあまり意味がないし
そこまでしなくてもいいでしょ、ということになった。
でも今朝起きてふと考えた。
エコーでも見逃すことがある。
現に私は人間ドックで乳房が「要検査」となり乳腺クリニックに行ったが、そこで「良性」と診断されてしまった。
そして「もう1年はマンモもエコーもしなくていいよ」
という言葉を信じて、人間ドックから外してしまった。
自己触診でしこりを見つけたのはその1年2か月後。
どれだけ悔やんだことか。
やりすぎかもしれないけど
もしこれで
「あの時乳がんパックを受けておけば」
という事になったら悔やんでも悔やみきれない。
どちらにしろオプションは当日でもOKなので
健診までの間、よく考えてみることにする。
あまり慎重になりすぎるのも嫌だが
1度やっておいてもいいかな、とも思う。
5年に1度くらい受けさせるとか
あれこれあれこれ考える。
そして
「乳房エコーの時、口頭でもしこりのこと言ってね」
と言うと
「うん。言うねー。
母が触ってしこりがあると言ってましたって。」
変態親子だと思われる。
固く口封じ口止めする。
【恒例のどうでもいい情報】
本社へのお礼の件。
手紙はやめて宅配便が届く日に
該当部署全員にメールを送ることにした。
そして賞味期限が心配だったので
今日デパ地下で新たに買い、配送手配してもらった。
買ってあったお菓子は自分たちで食べようと
包装紙をベリバリ破る。
うん。
余裕だったね。（涙）