この本が期待以上に

面白かったので、二回目を読んでいます。

450ページもあるんですけどね。

 

僕の、孤独感に弱く、恋愛下手で

仕事以外の交友関係が薄いこと

妻とのモラハラな関係におちいったこと

 

そういった状況を作りだした「思い込み」が

見えてくるような感じがします。

 

 

本の最初のところに、これらの

思い込みを15に分けて説明されていて

それらを 60の設問で自分の状態を

採点できるようになっています。

 

タイトルだけではわかりづらいですが

説明を読むと

「あ・・・、俺のことだ。」

と、思う説明がいっぱいあります。

 

 

15個の思い込み

 

1.低い自尊心

2.ロマンチックな(恋愛小説的な、

 空想的な現実離れした)完璧主義者

 2.1.パートナーに対する完璧主義

 2.2.自分に対する完璧主義

3.感情の完璧主義

4.内気さと社交不安

5.希望をもてないこと

6.疎外感と孤立感

7.拒絶に対する感受性

 7.1.一般化しすぎ

 7.2.自己非難

 7.3.全か無か思考

 7.4.心の読みすぎ

8.ひとりでいることへの恐れ

9.失望感

10.暴露恐怖症

11.自己主張の欠如

12.恨みの敵意

13.自己防衛と批判へ恐れ

14.抑うつ

15.身動きがとれない感じ

 

 

このタイトルを見ても、

あまり実感は湧いてこないかもしれませんね。

 

でも、本に書かれている

これらの説明を読むと

多くの人は、気づきがあると思いますよ。

 

 

僕は沢山ありましたが、

よほど人付き合いが豊かな人でなければ、

多くの人が気にしていることです。


本では後ろの方で、

異性にアピールしたり、

駆け引きしたり、

関係を深めるための

テクニックみたいなものが

出てきますが・・・

 

 

前に出てきた 15個の思い込みがあると

それらのテクニックが実行できません。

そもそも、それらのテクニックに

強い抵抗を感じて、テクニックに興味を

持てません。

 

これで、恋愛や人間関係を

広げる行動がしづらくなるし、

それらの方法を学ぶことも

難しくなるようです。



周囲で上手にやっている人がいても、

その人を批判したり、自分を批判していて、

学ぶことができない。



僕は人間関係を広げるテクニックには、

興味が薄れましたが、こういった自分を

縛る思い込みからは解放されたいと思います。