この本ね・・・
面白いんですよ。
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異性を上手く誘えない心の状態も興味深いですが・・・
今日読んだところで、
恋人が言い争ってしまう話が出てきました。
それが、僕ら夫婦の口論とよく似ていて、
びっくりします。
相談者は彼の方。
彼が関係を良くしようと、
彼女を誘うんですが、
彼女はそっけなく、そして、
そのあと、つっかかてきます。
この時に、彼は僕と似た対応をします。
彼女を諭そうとします。
そして、言い争いになって、
関係が悪くなってしまう。
彼のカウンセラーへの訴えも
僕が考えていることそのもの。
おまけに、彼がセールスマンというのも笑えます。
僕が「あなたは口が上手いから」と
妻から時々言われましたが、
この本でも「私にセールスしてるんだわ」と
言われてしまいます・・・
本ではそのやり取りが、
台本のように書かれていて、
もっと分かりやすいですが・・・・
彼の言うことは、もっともなことばかり。
彼女の言うことの方が、
歪んでいるというか、
ちょっと意地悪な感じです。
彼は、彼女をコントロールしようとしていて
彼女は、そのような雰囲気の彼に脅威を感じている。
そういう状態です。
こうなってしまうのは、
彼が彼女との関係に執着しているから。
「互いの幸せの為に」と思い込んでいますが、
色々と考えを洗い出していくと、
彼女との関係に依存していることが見えてきます。
なるほど・・・と、すごく納得。
この辺の理屈は、
色々と本を読んでいるので
知ってはいましたけど、
この本を読んでいると
腹落ち度が半端ない。
本来、どうあるべきかは、
傾聴に似たテクニックも紹介されていますが、
彼には上手くできません。
彼女との関係に執着していて、
余裕がないからです。
はい、僕も傾聴の本読みましたけど、
使いこなせませんでした・・・
で、この本ではカウンセラーに諭されて、
彼はいろんな女性と遊ぶようになります。
すると、本来の彼女との関係が改善していきます。
彼女との関係への執着が薄れ、
彼に心の余裕ができたからです。
そして、その時の彼女の心理などの解説を読むと、
これまた納得。
僕も妻との似たようなやり取りを
思い出しながら。
ザワザワしてしまいました。
僕の場合は、バイロン・ケイティ・ワークで
執着をどんどんはがしていきたいと思います。