ACT療法の本が早速借りることができました。

ACT療法、興味深いですよ。

 

この本、字も多いし分厚いし、

マインドフルネスとか

セドナメソッドか、感情解放などの

予備知識がないと分かりづらいかもしれませんが・・・

 

なるほど、ACT療法は面白い。

これを習得できると、

心の病気だけでなく、

仕事やスポーツの上達や

日々の生活の充実につながるかもしれません。

 

 

僕の理解できたところを

すこしづつ紹介します。 

 

 

まずは、

脱フュージョン

 

フュージョンというのは、

思考や感情、衝動などの影響を

強く受けている状態。

 

その状態から抜けることを

脱フュージョンと言います。

 

そのための方法が、色々と紹介されています。

今は、本の半分くらいですが、

ずっと脱フュージョンについて、書かれていて、

ACT療法の重要な考えのようです。

 

 

脱フュージョンの方法を理解する前に

思考や感情、衝動の性質と

「思考する自己」「観察する自己」を

理解する必要があります。

 

本では、何度も説明されます。

それだけ重要な概念なんだと思います。

 

 

 

思考・感情・衝動の性質

思考は言葉の羅列でしかありません。

なのに、人は思考を現実だと錯覚し、

大きな影響を受けます。

また、思考を消そうとしたり、変えようとすると

どんどん強くなります。

感情も衝動も、ただの生理現象です。

これに意味はありませんが、

人は、意味を見出そうとしてしまいます。

 

思考する自己:

思考や感情、衝動を、自動的にどんどん作り出します。

この自己はコントロールが難しく

望まない思考などを止めたり、

特定の思考だけを生むことはできません。

コントロールしようとすると

暴走する性質があります。

 

観察する自己:

意識の集中、注意、観察などに関する自己です。

こちらは、「何に注意をむけるか?」を

少し練習すると、コントロールできるようになります。

注意を向けたものは、強く感じ取れます。

特定の思考を消そうとして、注意をむけると

その思考がどんどん力を持つのは

この性質が関係します。

 

 

 

脱フュージョンについては、

色々方法紹介されていますが、

大きく2種類の方法があります。

 

1) 思考を客観視して意味がないことを思い出す

2) 思考に向いていた注意を、

  「いまここ」に注意をむけるようにする

 

 

2) はマインドフルネスの手法を使います。

セドナメソッドにも似ていますよ。

 

これをマスターすると、

思考ぐるぐるが無くなりますし、

プレッシャーや不安に上手く

対処できるはずです。

 

 

それは次の記事で。

 

 

いかがでしょう?

100ページ前後を使って説明されているものを、

僕の理解で、ギュギュっと

要約してしまいましたが、

面白そうではありませんか?